東京・東高円寺 

ご来場、ありがとうございます。  Doggie Boogie  ドギーブギーのホームページです。

  

ごあいさつ

・こんにちは、ドギーブギーです。東京の東高円寺駅(丸の内線)近くでポヨンと静かな酒場をやってます。地下なのでチョット入りづらいかもしれませんが思い切って階段を降りてみて下さい。思ったよりも広いでしょう?少人数のお客様をおもてなしする方針なので広さの割には落ち着いた雰囲気になっていると思います。夜ふかし好きな人達にのんびりと過ごして頂けるよう私達なりに工夫してみました。バーではないのでカウンター席はありませんが、お一人でノンビリとメシ飲みしてるお客様も割と多いんですよ。
 
・当店の源みなもとは個人的に大好きだった懐かしいお店達です。ジャズやロックなどを教えてくれた素敵な場所・・・そんお店達が心に残してくれた印象の断片を掻き集めてみました。ゆるくて、ダサくて、えせノスタルジックな、程良ほどよい感じになっていると思います。私と同世代の方には回帰的な懐かしさを、若い方には新鮮な古めかしさを感じてもらえるのではないでしょうか?

・とても素敵だった懐かしいお店達で常に感じていた唯一の不満・・・70〜80年代の話ですから仕方が無かったんですが、飲み物や食べ物には力を入れて無かったんですね。当時のお客さん達も求めて無かっただろうし・・・当店ではこの点をクリアできるように頑張ってます。夜の楽しみを根幹から支える酒類の品揃えは半端ではないと自負しており、他ではめったに飲めない酒もたくさん用意してあります。品数が多すぎて悩む方が多いおつまみやお食事に関しても十分な評判を頂いています。

・店内の雰囲気ですが、それぞれの卓が異なる雰囲気を持つ様に個性付けしてみました。他と同じ印象を受ける卓は一つもありません。店内を大きく三つのエリアに分けていますが、これも又それぞれ異なる風景を楽しめるんじゃないでしょうか?店内の様子はこちらで御覧頂けます。 各席の近くに置いてあるマンガや本は、もちろんご自由にお読み下さい。雑食的なラインナップなのでツボにはまる書物が見つかるかもしれません。ほかにもパズル、ゲーム、知恵の輪など色々な遊び小物が置いてあり、話ベタの人でも会話が弾はずみますよ。お酒を飲んだり食べたりする以上の楽しい時間を過ごしていただければ、と思います。深夜3時まで営業しておりますのでノンビリとお過ごし下さい。

・当店ではほとんどの時間を二人の人手で切り盛りしておりますので少人数のおもてなしが基本です。座席数は30位ですが2〜4人様用の卓しかございません。時々の状況にもよりますが基本的には4名様まで、特定の卓が空いている時にだけ5名様でも承る事ができます。必要なサービスや通常の雰囲気分を損なわない様、6名様以上のお客様はお断りする事がほとんどです。ごめんなさい。又、スペースの余裕もありませんので複数の楽器やDJバッグなどの大きい荷物もご勘弁を願います。少人数でゆっくり過ごされたい時などにお越しい頂ければと思います。

・酒類主体の店につきお子様連れの方はご遠慮願っております。喫茶軽食やカフェ的なおもてなしもいたしておりませんが、しっかりと晩御飯のお客様はノンアルコール系の御注文でもOKですよ(お飲み物の御注文は必ず御願いします)

・ご予約は基本的に承っておりませんが、当日直前の連絡にて席の確保をいたします。お電話(03−3317−2806)を下さい。

・当店でお過ごしになる時に気にして頂きたい幾つかの御願いがございます。こちらをご覧頂ければありがたく思います。極まれに発生してしまうチャージについても記載しております。

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アブサン関係の new! こちら で・・・

new! < すっ、涼しい〜!> new!
(2012/07/15

・ダラダラ暑くてジメジメ湿気しけっぽい今日この頃ですが、よりによってエアコン二台のうち一台が御臨終という世紀末的事件が勃発・・・数人のお客様から「ちょっと暑くね?」と苦情が殺到いたしましたので涼しい笑顔でウチワを手渡して御勘弁を願いました。もちろん、内心では「こっ、こりゃ、いかん!」と大慌おおあわてだったのは言うまでもなく、「とっ、とりあえず何とかせねばっ!」な危機的状況になってしまったんですね。そんな訳で修理費用の心配をしつつ、以前から考えていた<その場で出来る>改善案を実行してみたら大正解!ただ単に上向き(サーキュレーター?)にしていた「天井用自動回遊式扇風機」を通常の下向き(扇風機!)にひっくり返しただけなんですが超涼しいじゃないですか!まぁ、あまりにも当たり前の結末ですよね・・・分かってたんだから早くやればよかったです。ちなみに、この「分かってたんだから早くやればよかったのに」は私の<座右の銘>と言っても過言ではない馴染み深い一文です。

・そして、その効果は?と言うと・・・目を閉じれば大草原に一人佇たたずみ渡り走る風に吹かれる(かなり大袈裟)様な爽快感!場所によっては“風の又三郎”的に『 どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ どっどど どどうど どどうど どどう 』って感じ(無駄に大袈裟)で色んな物(フライヤーとか)が飛び散らかってしまう有様です。それにしても、風の涼しさはエアコンの無理やりな冷気とは全然違ってすご〜く自然に気持良いんですねぇ。エアコン一台と回遊式扇風機二台で充分かも・・・とは言え壊れたエアコンも直さなきゃ・・・節電との兼ね合いも難しい所です。ちなみに、6月分電気代領収書にエアコン動力(200V)は昨年比86%減と記されていて驚きました。去年の6月はそんなに暑かった?

new! < すっ、すんませ〜ん!> new!
(2012/07/07

・先日、数少ない友達の一人である“友人B”から「飲食店のHPなのに何で趣味のことばっかりなの?少しは店の情報も流した方がいんじゃねえか・・・」とのアドバイスを受け取りました。30年以上も付き合いのある彼は私の性格を知りぬいており、絶妙のタイミングで突っ込んできたんですね。実は薄々ながらそんな気がしていた矢先だったんです。正し過ぎる意見を正面からぶつけられて意外と素直になっちゃった私は当HPを見直しました。あ〜、「いつかやらなきゃ」と思いつつも手を付け無いうちに忘れちゃってる項目がいっぱい目につきますね・・・何と言っても<おつまみ・お食事>が超手薄じゃないですか!飲食店なのに大事なポイントが何んにも書いてな〜い・・・メニュー紹介のページに至っては古すぎて現状と一致してません。「こりゃ、いかん!」と反省した私はとりあえず<おつまみ・お食事>の項に“お勧めの料理”を加筆いたしました。宜しく御覧下さい。

new! < ぼっ、ぼんせんべい、良い〜!> new!
(2012/07/02

・今までnew!項でスピーカー関連のよた話が出てこない理由なんですが、勉強すればするほどスピーカー選びの難しさが分かってきたからです。web上の意見も個人的かつ感覚(感情?)的過ぎてあてにならないんですね。そもそもアンプとの相性や設置条件などの影響は大きく新品でも同じ音で鳴ってる事は有り得ません。ましてや80年代以前の古いスピーカーにいたっては・・・断線してない限り一聴するとまともな音に聴こえるかもしれませんが、マグネット、エッジ、ネットワークなど必ずと言っていいほど劣化しています。これが逆に「「昔ながらの優しくて良い音」って勘違いを誘いそう・・・結局、本来の音で鳴ってるのかどうかを判断できる人は皆無に等しいって事です。最終的には現時点での自分の満足度くらいしか基準になりません。そんな訳で割と安心できるクロス・エッジ系のYAMAHA製が当店の主力。耐久性を重視する楽器メーカーなのも選択動機です。10年近く使ってる「NS−10M」は知らぬ者のいない有名なブツですが賛否両論のモニター系。レンジが狭いので鳴らすのは難しいですがツボにハマると絶品です。最近導入した中型の「NS−451」は隠れ名器で、安心して鳴らせる音楽的スピーカー。音の傾向は全く違いますが「NS−10M」の兄貴分的な存在です。タイトなLowが堪らないウーファーは白いコーンですしね!そして何と言っても見逃せない「NS−451」の大ポイントがアルニコ磁石ユニット・・・愛好家垂涎のアイテムですね。「音楽を楽しむのにアルニコは必須」とまで良い切る人も少なくありません。原材料の高騰で70年代後半からフェライト磁石が主体になり今では超高級ユニットにしか使われてないんですよ。ちなみに「NS−10M」の方はフェライトですが・・・前述した通称“ぼんせんべい”で知られる初期NSスピーカーは一番古いYAMAHA製オーディオ用なので当然ながらアルニコなんですね。

      

・前置きが長くなりましたが、遂に入手しました。なんとか小さめの初期NSスピーカーを発見&落札!そうです“NS−15”です。小さめつっても59×36×18cmはあるんですが・・・これはもう(個人的に)完璧。しびれるルックスから出る音は・・・見た目が変てこなこのスピーカーが何と説得力のあるトーンで奏でてくれるんでしょう!低域がどうだの高域がこうだのって分析的な話じゃないんですよ。特殊な構造が放つ広い音場はきわめて自然でリアリティーにあふれ、通常のスピーカーからは感じられない肌触りにゾクッ!ときました。空気感が全然違うんですよ。かと言って雰囲気物って感じじゃ無く、ヘレン・メリルの例の盤では目の前で歌っているのかの様な臨場感です。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの1st“Catch a Fier/ジャマイカ版もバッチリど迫力!40年前の変形スピーカーからこんな良い音が・・・私は遂に『自分のスピーカー』に出会ったのかも知れません。いわゆる「My Sweet Machine」ってヤツでしょうか?いやいや、もっと大きい初期NSを聴いたら・・・人の欲望はとどまる所を知りませんです。

new! < まっ、間違えたぁ〜!> new!
(2012/06/29)

・アッテネーターのお勉強をしていたら決定的な間違いに気付いてしましました・・・オーディオのボリュームに適しているのは定インピダンスのT型じゃなくてP型かLパッド(ラダー)型らしいって事が判明してきたんですね。T型も使用不可ではないんですが色々と面倒が多そう・・・当店のシステムには向いてない感じです。と言う訳で先日購入した菊水電機の“984−A”は中身を入れ替えて使う事にしました。実はそっちの方が全然楽チンなんですが、精巧そうな目盛が意味無くなる点と使わないノブが出てくる点などが気に入らなくて選択肢に入れて無かったんですね。残念ですが可愛いケースと素敵なノブを入手できたって事を喜びとしましょう。そして前向きに交換用のLパッド(ラダー)型アッテネータ単体を探しますよ。P型よりもこっちの方がベターだって事も勉強しましたから・・・最近は中国製の意外と良いヤツもあるって事だし。それにしても“984−A”の中身がもったいないですね。菊水電機さん、本当にごめんなさい!

new! < あっ、有って無ぇたぁ〜?> new!
(2012/06/27)

・さてさて、いきなりですが見逃せない出物があってアッテネータ・ユニットを落札してしまいました・・・アッテネータってなに?と思われる方が大半かと思いますが、『有って無ぇたぁ=有って無い物』て感じの <落語のセリフ> とか <禅問答> とかじゃぁありませんよ。高精度の音量減衰器なんですね。通常のボリューム(スライダ式可変抵抗)で起こりがちな数々の障害を回避できるナイス・アイテムで、たまにですが雲の上クラスの超高級機で採用されています。ヤフオクで多く出品されているのは左画像のLパッド(ラダー)型・・・クリックの数だけ抵抗回路が単独に設定されており、音声信号は2個の固定抵抗のみを通過する構造です。特性もスライダ式可変抵抗とは比較にならず、音抜け、セパレーション、周波数変動、ギャングエラー、などが劇的に改善されるそうですよ。う〜ん、何よりもウッフ〜ンってくるセクシーなルックスが魅力で「男子たるもの一生に一度はアッテネータを・・・」と言われるのも納得ですね。まぁ、ケース(これが意外と高い・・・)に収めちゃったら見えないんですが・・・唯一の欠点は例によって値段でした。しかし、運良く測定用中古ユニットが出品されてるのを発見!流用可能なdb表示の定インピダンス600Ω(音声信号基準)マシンで、T型アッテネータが4個連結されています。30,10,1,0.1db単位で細かく(実はそこまでの精度は必要無い)設定でき121db(実はそこまで落とす必要無い)まで減衰可能。普通に買えば10〜20万円クラスの極上ラボ器なんですが激しい?ビット合戦の末に3600円で落札しました。見た目も最高に可愛いいし、ノブを廻した時の心地よいクリック感には天国を感じます!中身の精巧な造りには驚きましたが測定器ですからモノラルなんですね・・・もちろん知ってましたけど。改造?運良くもう一台?さ〜て、どうしよう、どうしよう、どうしよう。

  

new! < ぼっ、ぼんせんべい〜?> new!
(2012/06/16)

・さてさて前述のEQですが、運良く“SEA-100”にガチ遭遇して3000円代で落札!その効果はあまりにも絶大・・・もちろん音色の微妙な肌触りとかは無理ですが音像のサイズやトーンへの不満を簡単に解消してくれます。高級ケーブルとかの自己満足系チューニングよりも全然安いし・・・ピュア・オーディオ方面から非難轟々ひなんごうごうなのも少々了解ですが中途半端にアンプやスピーカーを替えるよりは大吉なのを心底了解いたしました。正にプア・オーディオの必需品!ブランド機器よりも音楽が好きな方にはお勧めですよ。これで音の出入り以外はOK牧場!となるとCDプレイヤーとスピーカーに目が行っちゃうのは大自然の摂理です。前者は購入希望機種がほぼ決定しており、知る人ぞ知るマランツの名器“CD34”を狙ってるんですね。でも、CD規格が始まった直後の古い機器なのに人気も高く充分な事前調査が必要・・・ゆっくり探すつもりです。そしてスピーカーの方は「忘れられた名器」とも「スピーカー界の異端児」とも言えるYAMAHAの初期NS系しかありません。NSと言えば1978年に発売された白いコーンの“NS−10M”が超有名ですね。リファレンス・モニターとして世界中の録音スタジオで活躍しています。しかし、どちらかと言うとレンジの狭い解析的なスピーカーですからNS=ナチュラル・サウンドなる型番名に違和感を感じていました。当店でも開店時からのメイン・スピーカーなんですがバランスの良い音で鳴らすには工夫が必要・・・まぁ、“NS−10M”をキチンと鳴らせるまでのチャレンジ=過程が楽しかったんですけどね・・・

・ちょっとだけ調べたら長年の違和感が解消!本来のNS系、つまり初期NS系(1967〜73年)は全くの別系統でYAMAHA独自の革新的システムだった事が判明しました。世界最大の総合楽器メーカーYAMAHAがオーディオ業界へ本格参入した時の立ち姿・・・通常イメージされるNS系との違いは歴然です。左画像は初期NS最初のモデル“NS−20”ってヤツのメイン・ユニットなんですが見慣れない形状ですね。これは不要共振対策で中心から均等な長さを減らす為の処理らしくピアノのボディー形状がヒントになっているとか。そして次に目につくのはサイズです。最小のユニットですら45×32cm、一番大きいのにいたっては103×74cm(テーブル?)と市販ユニット史上最大?本体ではなくスピーカー・ユニット自体の大きさですよ。それを支える後面開放の薄いキャビネット?いや、周りの木箱は音響的要素はほとんど無くユニットを保持する為の枠に過ぎません。密閉箱やバフレス・ポートなどで中低域を無理やりブーストしている一般的スピーカーとは異なり、振動面が充分に大きいNSユニットは中低域をひねり出す為のキャビネットなんか必要は無いんです。しかもピストン振動に必須とされるフリー・エッジがありません。他に例の無い事ですがNSユニット周辺は完全固定・・・いわゆるフィックスド・エッジとも異なる発想で、この構造が各帯域をグラデーション状に分散して発音する楽器的撓たわみ振動を可能にしているんですね。さすが楽器メーカーYAMAHAの面目躍如です。チェロやコントラバスなどと同様の原理で困難な面音源スピーカーを実現させた60年代の音響革命!そのサイズが仇あだとなったのか短命に終わりました・・・でも、こんなにクールかつモンドな発明品を時間の柔襞やわひだに埋もれさせてちゃいけませんぜ。そして最後に驚きの事実が・・・なっ、なんと振動素材は硬質の発泡スチロールなんですね!この素材が自然な鳴りを生む大口径ユニットを可能にしているのでしょう。そしてコンなお遊びも可能なり・・・右画像は表面保護の黒いビニール?被膜を取り去って後ろから照らしているファンタスティックな風景です。でも、数少ない愛好家達は「ぼんせんべい(盆煎餅?)」なる愛称で呼んでいて全然ファンタスティックじゃありません。さてさて、ヤフオクに潜る時がまた来たか・・・例によって「う〜ん、めんどくせえな〜」・・な〜んて言いつつイソイソと一番小さい“NS−15”or“NSー250”あたりでも探しましょうかね

   

new! < イッ、イーキュゥッ〜!> new!
(2012/06/09)

・さてさてEQですが、意外とたくさん出品されているんですね。PC/端末再生が主流になって旧オーディオ系アクセサリーはダブついてるんでしょうか?そもそもEQ自体がオーディオ全盛期の遺物=終わった感じのアイテムなんですが、ヤフオクでは無駄にバンド数の多いグラフィック・イコライザーが幅を利かせています。31バンドとか全然いらねぇし・・・こんなの音場補正にしか使えない面倒臭いだけの道具じゃないですか?とは言いつつも 「えっ、部屋の音場補正まだやってないの?基本じゃん・・・」なんてライバルをヘコませたかった80年代気分は良く分かります。当時のオーディオ競争はハッタリ勝負の側面がありましたからね。でも、音色補正が目的の私なんかには12バンドでも多すぎる位。本当は5バンド位のステレオ・パラメトリック・イコラザー希望なんですが出品物は無いに等しく、たまに見かけても高品質スタジオ系で高嶺(値)の花・・・

・しかたがないのでグライコから探す事にしましたが、理想は直感的に操作しやすい5〜7バンド。このバンド数は全盛期にも需要が無く製品自体が少ないんですね。あちこち歩いて探索すると少ないながらも候補が挙がってきました。バンド数は多いんですがラックスマンの“5G12”は超クール!なんと 楽器の基準音440Hz(Aの音)を中心にオクターブごとに12バンド設定すると言う魅惑のコンセプト!楽器やってる人はシビれちゃいませんか?しかも、Q(バンド・ワイズ)が可変・・・1977年発売時145000円の超高級品です。一見、5バンド・ステレオ・グライコに見えるテクニクスの“SH-9010E(画像左)”もヤル奴です。Q(バンド・ワイズ)だけでなく何と各バンドの周波数も可変!って事は Gein ツマミがフェーダーになった視認精の高いパラメトリック・イコラザーなんですね。素晴らしすぎる!こちらも1977年発売時に10万円の高級機種。この頃、かなりの高給取りだった銀行員でも初任給は11万円位だったそうです。そして、大本命はビクターの“SEA-100(画像右)”。1968年のビンテージ機器で発売当時19900円の普及機なんですが、実は日本初の民生用イコライザー!らしいんですね。新ジャンルへの参入には過剰クオリティーが基本ですからプロ用の「SEA」を投入との事。ビクターが日本で最初に開発した音質調整システムでコイルを使った贅沢?な回路だそうです。コンパクトなサイズもポイント高し。でもでも最大の魅力は超キュートなルックスじゃないですか?ちょっと古すぎ?かもしれませんが“5G12”や“SH-9010E”と大差ないか・・・音楽性か、機能性か、可愛さか、どれを選ぶ?って感じですが、そもそもヤフオクに出品されてるのか?あったとしたら幾ら位で落札できんの?

   

new! < コッ、コンプッ〜!U> new!
(2012/06/08)

・“PRO 16”が届きました。さっそくトップ・カバーを外して見ると・・・外装のくたびれ加減に比べて内身はとてもキレイ!そして意外でしたがディスクリート構成じゃないんですね。主要部には集積回路のチップが使われています。しかもソケット式!なのでチップの交換が容易に可能で音色の変更やメンテナンスも簡単そう・・・実に好都合です。コンデンサー類も頭が膨れてるヤツは一個もなく見たところ大丈夫の様に思えます。これはイケるかもよ〜っ!ウキウキ、ウッキー状態で結線してCD音声を入力すると・・・やった〜!バッツリOKでした〜!心配していたノイズ感など微塵も無し。安コンプにありがちな不自然なウネリも無し。地味ながらもイメージ通りの効果です。こっ、これは良いかも!しばらく日数をかけて適正設定を読み出しますよ〜!ただ、電源の on/off スイッチなんて野暮っちいものは付いてないんですね。古いスタジオ機器だとありがちなんですけどちょっと不便かも・・・常時通電による安定性を前提にしたタフな設計なのかもしれません。さ〜て、この時点でピュア・オーデェオ関係とは無縁になってしまいました。なんせ「何も足さない、何も引かない」信仰の原理主義者達がコンプなんか許してくれる訳がありません。邪道エリアに踏み込んでしまった私は「う〜ん、めんどくせえな〜」とつぶやきつつイソイソとEQ(イコライザー)をチェックせねば!

new! < コッ、コンプッ〜!> new!
(2012/06/06)

・う〜ん、遂に手を出してしまった・・・どうしようかと迷ってたコンプレッサーを落札しちゃったですよ。何んでそんなもんが必要かって?音量の問題なんです。スピーカーをドライブするのに充分なボリュームだと店内音楽にはうるさすぎ、でも、程良いボリュームでは音圧が少々足りないし繊細な音も聞こえづらい・・・こんな場合には音量を圧縮してくれるコンプレッサー君にご登場願うしかありませんですよね!「う〜ん、めんどくせえな〜」とつぶやきつつイソイソとヤフオクをチェック!いろいろ探してみましたが安心できるクオリティーの定番コンプは高嶺(値)の花・・・やっぱりね。

・しかしヤフオク界では「知られざる名品」こそが本当の狙い目。しばらくウロついた末になんとか出会ったのがRG DYNAMICS社の“PRO 16”というステレオ・オート・コンプでした。シンプルかつ機能的で硬派っぽい感じのルックスじゃないですか?強いポリシーを感じさせる面構つらがまえですね。日本では全く無名なんですが80年代にDBXのライバルと称されたメーカーだったのでクオリティー的には信用できます。この手の業務用機器は入出力にバランス端子やフォン端子を使ってる事が多いんですが“PRO 16はRC端子=変換する必要が無い!って点もポイント高し。変換アダプター(4個必要)だけで入札可能予算を即オーバーしちゃいますから・・・しかし、イコライザーとしてカテゴリー違い出品されている上に通電確認のみのジャンク品扱いというレッド・カードな感じでした。出品者の別アイテムを確認してみると録音機器関係は完全に不得手な様です。商品知識がなく環境的にも動作確認ができない=取引上のトラブルを避ける為にジャンク扱いとした掘り出し物の可能性が・・・取引評価もかなり良い様なのでリスクを覚悟しつつ思い切って入札!結果、あっさりと出品価格の2980円にて単独落札でした。さて激安 Get!したのはいいけど特性的に使い物になるんかい?って心配の前にちゃんと動くんか?動いたとしてもコンデンサーは大丈夫?な〜んてドキドキ状態ですが、このドキドキ&ウキウキを楽しめないとヤフオクの魅力は半減なんですね。幸運にもOKだったら・・・次は低予算オーディオの最終兵器とも言えるEQ(イコライザー)方面ですかね?

new! < なっ、内緒です〜っ!> new!
(2012/05/24)

・ユル〜く内緒だったんですけど、もう時効だと思うので告白・・・実はすっかり気に入ってしまった中国製 “ST−6P1”をもう一台こっそり入手していました。一台目が改造機でしたからノーマル機の音を確認したくなるのは人の常つねってもんです・・・シェフ(♀)は分かってくれるでしょうか?落札したのはゴールデン・ウイーク中だったんですが、ヤフオク関係が最も手薄になる時期らしく史上最低価格(履歴によるとそうらしい)でした。10500円です・・・ウ〜ン、安いぜ!正月とかは意外とヒマしてるお父さんたちが強気のビットでくるんですがゴールデン・ウイーク中は家庭サービスで忙しいの?

・比較試聴してみると、YAMAHAの「NS−10M」では中低域の出方に差があります。ノーマル機でも十分に良い感じなんですが改造機を聴いた後ではLowが少々物足りません。倍音構成の基音ともなるLowが不足しているのでMidの骨格も細めに思えてしまいます。=空気感の密度が薄い感じに・・・改造機の方はレンジの狭い「NS−10M」がコンな鳴り方するのか!って驚きのナイス・コンビ。これは前回のnew!でも記述してましたね。例えばボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの1st“Catch a Fier/ジャマイカ版(下画像)などでバスドラとベースの唸うなり踊る様を迫力充分に描写してくれます。バレット兄弟かっこいいですね!MidからHighも充実しておりギターのカッティングが超気持良い〜!どうやら改造機は小型スピーカーとの相性を考えてチューニングしてある様です。同じYAMAHAで大振りの「NS−451」にチェンジして比較すると低域の押し出しに極端な差があります。改造機では低域に迫力が出過ぎてシリアスすぎるくらい・・・音楽と真剣に向き合う時なら良いんですけどBGM向きではありません。ノーマル機の方は意外なほど気持ち良いバランスで鳴ってくれ、特にボリュームを上げた時の音は素晴らしいです。複数のステレオ空間を構築したい当店には都合の良い組み合わせが可能になりました。

・さて、ザ・ウェイラーズの1st“Catch a Fier”ですが、「ジャマイカ版って何?」って思った方もいらっしゃるでしょう。ボブ・マーリーは1973年にリリースされたアイランド版“Catch a Fier”で衝撃の世界デビューを果たしました。しかし、それはジャマイカでミックスされたオリジナル・ヴァージョンにイギリスでギター、オルガンなどをオーバー・ダビングしたソフィティケィテッド・バージョンだったんですね。マーケットに受け入られやすいようロック・テイストを加味した戦略的プロデュースでしたが本来のプリミティブな輝きが薄くなっています。再マスタリングのせいかリズムの切れやサウンドの鮮烈度も失われており、2001年(ボブの20年忌)にリリースされたオリジナル・ジャマイカ版を聴いて「今まで聴いてきたのは何だったんだ!」と腰を抜かしたファンも多かったそうです。Web上の評価も圧倒的勢いでジャマイカ版に軍配を挙げています。いきなりレゲエの枠を超えてしまった稀代のサブマリン名盤ですよ。二つのバージョンをカップリングした「金の斧と銀の斧」的セットも入手可能なので是非とも聴き比べて下さい。

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< 店内の風景 >

    

   

 

< お酒 >

<バーや専門店でしか飲めない多彩なジャンルの酒類を、バーテンとの会話や妙な緊張感なしに気軽に楽しめる店>が良いな・・>

 当店は、基本的にお酒の店です。御提供するにあたって個人的に理想だったのが上の様なイメージです。そんな感じの店、あまり見たことがないなぁ・・と思ったのでトライしてみました。まだまだ十分ではないですが、そこそこはイケてるかと思っています。そして、他店には無いお楽しみとして<知られざるジャンル>も加えてみました。でも、その手の事に全く興味のない方でも普通に過ごして頂けるのが一番大切だ、という基本は忘れてはいません。お酒の種類が多いのはグリコのオマケです。

 例えば、焼酎マニア、テキーラ狂い、ラム通、ワイン好き、といったやっかいな四人組のお客様でもきっと満足していただけます。焼酎類はたくさん、梅酒も30種から選んでいただけます。ラムテキーラジンウオッカ、のスピリッツ類、シングルモルト、ブランデー、そしてバーボンなどのウィスキー類やビールも、もちろんあります。ワインは、ほどよく30種くらい。シャンパンを開けて「君の瞳に乾杯っ」とかのカサブランカごっこも可能です。リキュール類も多めに用意してあり、カクテルもありますよ。ちょっと気分を変えてグラッパをチビチビなんてのも良いですね。そして、他店であまり扱いの無い珍しい酒類も沢山用意してあります。特にアブサンに関しては国内で三本指に入る品揃えでお迎えしますよ。又、知る人が少ないクセ者の酒粕焼酎は「象の墓場」状態・・・品揃えが世界一なのは間違いありません。ハーブ系リキュールの意外な楽しさは是非とも御堪能頂きたいと思います。お酒が×な人のためにノンアルコール・カクテルも用意してがありますので、ご安心下さい。

※ 当店で特に力を入れている酒類をピックアップしてみました。 項目名をクリックして下さい。 ※   

<アブサン> 名前が知られている割に実態が不明瞭で、怪しげな噂のみが一人歩きしている<禁断の酒>です。西欧諸国で禁止品だった歴史が100年近く、多くの酒類の中でも極めて特異な悪者感を放ちます。なんとなく興味を持っている方は多いのではないのでしょうか?でも、チャンと話せば明るいイイ奴なんですよ。

・アブサンこそ<薬草酒の王>です。10種にも及ぶハーブが織り成す複雑な風味には独特の世界観を感じられるのでは?と思います。中でも丁寧に造られた特別な銘柄には一線を越えた特別な何かがあり、忘れられない体験になる事でしょう。水を加えると白く濁っていく様さまも超ファンタジックで、突出した白濁を見せる銘柄には神秘性すら感じる事もあります。この白濁を楽しみつつ、より美味しさを引き出す為に考案された特別な飲み方(参照)も他には無い魅力です。ベルエポック期に行われていた華麗かつ退廃的な作法をお楽しみ頂く為、昔ながらの楽しい専用器具も用意してあります。

・強くてヤバい酒といったイメージが横行していますが、水で割って飲む前提で造られており3〜5倍に希釈するのが基本です。ワインなどと同程度のアルコール度数になる上、よく噂になる成分は完全に無害な量(EU基準)に抑えられてるので御安心下さい。本来は伝統的な薬草酒なので健康にも良いんですよ。<ドギーブギー>は国内では三本指に入る(たぶん)アブサン店だと思いますので、いい機会だと思って気軽にトライしてみて下さい。

        

<ハーブ系リキュール> ヨーロッパ各地で長らく親しまれてきた滋養強壮のための薬用酒達です。地域性などが反映しているのも面白い点で、それぞれの銘柄が持つ独特のこなれた味わいに新鮮な驚きを体験できるのではないでしょうか?上記アブサンもその仲間の特殊な一種です。代表選手のカンパリはお馴染みですね。お酒を楽しみながら健康度アップを目指せる一挙両得な酒類なんです。ソーダなどで割って、軽やかにどうぞ・・

<グラッパ、オルーホ> ワインを絞ったブドウの残り滓かすを蒸留したブランデースピリッツ達は日本ではあまりポピュラーとは言えません。イタリアのグラッパやポルトガルのオルーホだけでなく、世界中のワイン生産地で作られてる伝統的で地域性の高い酒類です。ダイレクトに感じられるハーバル(植物的)な芳香は他の蒸留酒には無い特徴で、いささかのクセを美点として受け入れる事が可能な(舌に偏見の無い)方々には、代えの効かない得がたい存在になるでしょう。ただ、上記の二種と違い、常温をストレートで飲むのが基本ですので度数の強い酒となります。カッ!と飲りたい時にどうぞ・・

 

<粕取り焼酎> を飲んだことがある方は少ないと思います。って言うか、知ってましたか?清酒の酒粕を蒸留して造られる焼酎です。米作りが盛んなほとんどのエリアに存在していましたが、今では一般的ではありません。古いタイプの「籾殻もみがら蒸篭せいろ蒸し」による<正調せいちょう粕取り焼酎>こそ最もドスコイ度が高い焼酎です。北九州、山陰地方、会津を中心に残存し、「正調粕取りの三大聖地」と勝手に呼んでいます。「知られざる伝承まぼろしの世界へ、ようこそ」って感じですかね?その強力な古来臭と濃厚な粕風味の前には他の焼酎類の個性なんか翳かすんでしまってカワイイもんで、一度は嵌はまったら次の道はありません。日本蒸留酒界のシーラカンスであり、極北点とも言えるでしょう。まったく異なる味わいを持つニュースタイル<吟醸系粕取り焼酎>は他の焼酎類と同じ「もろみ取り」で蒸留され、日本各地で密やかに生産されています。その可能性は未知数ですが洗練された吟醸香で他には無い独特で華やかな魅力を放ちます。例えれば“鳥飼”の様な今時の吟醸系米焼酎を濃厚にした感じ?同じ酒粕原料から全く両極端な世界が展開していて面白いですよ。いざ、挑戦してみて下さい。粕取り焼酎に関しては(ライバル店が皆無なので)日本一の品揃え(約60銘柄)だと思います。つまり、自然と世界で一番って事にもなりますかね・・チョッと寂しい世界一ですけど・・・

<マイナー・エリア> カリブ海、ヨーロッパ、中近東、東南アジアなどの蒸留酒達です。地域性が強い面白い個性的な酒類が目白押しで、舌の上の小旅行をお楽しみ頂けます。プリミティブなラム?と言い得るブラジルのピンガ(4銘柄)やキューバのアグアルディエンテ(5銘柄)を筆頭に、スウェーデンのアクァビット、トルコのラク、そしてマイナー・アジアン(8種)などを用意してあります。

    
左から、ブラジル、キューバ、トルコ、ラオス、タイの地焼酎達

<焼酎 梅酒など> お馴染みの焼酎類は約300銘柄の中からお選び頂けます。芋、麦、米、ソバなどはもちろん島酒(泡盛・黒糖・伊豆諸島)はかなりキテますよ。芋と米だけですが、数日前に水で割って超まろやかに変身した「前割り」も作ってあります。又、梅酒などの和製リキュールも30種から選んで頂けます。

<日本酒> 手頃な値段と満足感の高い味わいなどの条件でいろいろ考えた末、“越乃寒梅・白”の一銘柄だけにしました。選べません。ごめんなさい。でも、日本酒専用のかわいらしい酒器達を用意してみましたので、そちらで楽しんで頂けるのではないでしょうか?こちらをご覧下さい。

<シングルモルト ラム テキーラ> この3ジャンルは私なりに厳選して、入門者向きから通も満足できる銘柄まで揃えてあります。シングルモルトはローランド地方を除く全エリアから10銘柄。価値基準が成立しているジャンルなので比較的ナローで標準的な選択にしました。ラムは10国から16銘柄で、横方向へ拡げた多彩な味わいのラインナップに加え、前述のピンガやアグアルディエンテまで含めた視点でお楽しみ頂ければ、と思います。今こそ旬を迎えつつあるテキーラは、雑な味わいが魅力のシューターズから洗練の極みを誇る超プレミアム品までの縦方向に選んでみました。塩とライムとでクイッと飲やる為だけの酒ではなくなっている事に気付かれる事と思います。

<ワイン> 体系的な品揃えは無理なので、話題性が高く、安くて美味しいと評判の銘柄を軸に選びました。私どもの様な店にしては充分な内容で、お手軽に楽しんで頂けるかと思います。でも、チョッと頑張って、「神の雫」系(ミーハーですか?)の“シャトー・モンペラ”とか“プピーユ”くらいは用意してあります。

<ベルギー・ビール> 以前から御要望が多かったので入れてみました。修道院由来のアビー・ビールで、700年の歴史を持つレフ醸造所の代表銘柄、“レフ・ブロンド”“レフ・ブラウン”の二種です。専用グラスに半分まで勢いよく、残り半分をゆっくりと注いでください。 ふわふわの泡がセクシーに誘います。旨っ!

<低アルコールのお酒> web上には記載していおりせんが、お酒があまり強くない方の為に「低アルコールのお酒」のページをメニューに作りました。シードルやヴェルモット、リキュール、ワイン、梅酒などを中心にして、度数の低い軽めの飲み方をお勧めしてあります。少ししか飲めないけど楽しみたい人や、明日をしくじれない人の為の御案内です。

・焼酎のページの「焼酎豆知識」は、Web上に散らばっている圧倒的な量の断片情報を、私なりになんとか整理してみました。焼酎の造りのみならず酒全般に興味がある人はとても嬉しい、細かい事は気にしない人にはうっとおしいだけの、かつてない「焼酎豆知識」になってしまいました。特に「蒸留の歴史」と「黒麹の由来」には入れ込みすぎたと深く反省しています。

アブサンのページも知らないうちに異常繁殖してしまい、必要以上の情報が満載です。アブサンの事がほとんど分かる内容だと自負しておりますので興味にある方は覗いてみてください。他のお酒のページの豆知識は、ほどよいツッコミ加減で、巨大豆ではなく、小〜中くらいの豆にしてあるので、食べやすいと思います。是非、ご賞味さい。

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 < おつまみ・お食事 > 

 フ−ド・メニューは種類が多く、悩んで決められない人が続出です。何系?と聞かれるとちょっと困りますが、当店でできる範囲でなるべく多くの皿から選んでいただくようにと思っています。そう気取った感じじゃない、普通においしいものを用意しました。ピザ、パン、ベーコンなどは自家製です。アジア系のお料理もなかなか人気ですよ。ちょっとした軽いツマミなども、もちろんあります。お酒でのんびりの方にも、「チョイ酒・晩御飯」にもピッタリの店だと思います。

    
マグロとアボガドのタルタル と、「ベーコン、出来ました!」の図と、鶏のベルモット・ソースです。

・いきなり「お勧すすめはどれ?」って質問を頂きます。色々やってるのでお答えするのが難しいんですね。特定ジャンルの料理、例えばイタリア料理の店だったらお客様がイタリア料理を召し上がりにいらしてるのが明白なのでお勧めしやすいんですが・・・でも「さっぱり系で量が多くないやつ」とか「なにしろ肉系でガッツリいきたい」みたいに方向性を示して頂ければお答えしやすいです。「人気のある料理は?」って聞かれたら即返答可能です。特にリピートが多いメニューはこんな感じ・・・

ナポリタン ” 意外ですか?昔ながらの味わいを保ちつつ美味しさを倍増しました。カレーライス、ハンバーグなどと並ぶ日本が生んだ西洋料理の代表格!見かける事が少なくなったこのレトロ・アイテムにここまで気合を入れてる店は少ないのでは?何と言ってもトマト・ケチャップ(日本独自の調味料)の焦がし具合がポイント!私(♂)が燻してる自家製ベーコンも効いてるはずです。必ずご注文なさる若いお客様も多いんですよ。

ブルー・チ-ズとスモーク・サーモンのパスタ ” ブルー系が好きでコッテリ行きたい人にはハズせません。この手にありがちなチンマリじゃなくて量も充分。スモーク・サーモンとの相性もバッチリで、何種か試した他の素材では遠く及びませんでした。固定ファンがとても多いメニューです。クセは抑えめにしてあるのでブルー系クレイジー以外の方でも美味しく頂けます。勇気を出してお試しあれ。

サイコロ・ステーキ ” って言われるとクズ肉を寄せ固めたバチモノを思い出す方も多い事でしょう。あんなヒドい素材がいまだに流通している事自体が信じられません。ドギーのサイコロは素材も意味も違いますよ。入荷した牛肉の良い所だけを選んで使ってます。塊の方が楽なんですけど酒主体の店なのでつまみやすい様にカットして焼いてるんですよ。ジュージューいってる鉄板を運ぶ時、ニンニク醤油が程よく焦げる官能的な匂いにツバが湧いてくるのを止められません。か〜なりウマい!んです。

ベトナム風生春巻き ” これは超定番メニューで本当によく御注文を頂きます。ドギーの生春巻きが他店と違うのは照り焼きソースでソテーした豚肉と隠し味的醤油寒天が秘ひそかに巻き込まれてる点。単調になりがちな味わいを新たな食感と旨味で支えています。スイート・チリ・ソースも通常の甘いベトナム系と自家製のサッパリしたタイ系をブレンドして一技ありって感じですか?野菜もタップリなのでサラダ扱いしても良いくらい・・・ギューギュー詰めで私(♂)には巻けません。全体の量も多め(太め二本分)で、お一人様には多いかも・・・

普通のグリーン・サラダ ” サラダの基本は、新鮮シャキシャキ、ちゃんと冷やす、ドレッシングをしっかり和え込む、の三つです。野菜にドレッシングを垂らしてるだけのはサラダとは言いません。野菜の全ての面にドレッシングが絡からんでるのが理想なんです。当店のはサラダです。そして量もタップリ!「野菜を摂取せねば!」と御懸案の皆様方に大人気なのは当然ですね・・・三種のドレッシング、七種のトッピングで御馳走にも変身です。

ほうれん草とブロッコリーの温かいサラダ ” 長年不動の人気を保つおつまみサラダです。アンチョビとオリ−ブ・オイルで絡からめソテーしてあり、間違いの無い美味しさ!つまみやすい点もポイント高し。常連さんが「たまには違うのを・・・」って感じで召し上がった後「必ず御注文するアイテム」に格上げなさる事も多いんですよ。

パクチーとキューリの辛い和え物” 何と言っても超山盛りパクチーが(好きな人には)嬉し過ぎる特定層向けスペシャル定番メニューです。変に手を加えずストレートに楽しむ為のシンプルな味付けにしていますが辛さ(プリッキーヌ)の調整が可能なので御心配無く。でも、パクチーの入手が不安定な折には「ごめんなさい」って事も無きにしもあらず・・・なんです。

ツナとレモングラスの辛いサラダ ” この二つの食材の組み合わせは意外に良い!妙に後を引く懐かしい味わいが一部のお客様の心をガッシリ掴つかんでいる様です。コンスタントに走り続けて常に上位につけるマラソン・ランナーの様な存在ですか?サッパリ系の代表選手です。こちらも辛さ(プリッキーヌ)の調整が可能です。

・極稀ごくまれですが、“ ○○と○○の辛からい○○”を“ ○○と○○の辛つらい○○”と読まれる方がいらっしゃいます。もちろん文語的にはアリで、「辛つらい」と読める人は国語系が得意だった人なのでしょう。でも、当店のメニュー上では「辛からい」の方でお願い致します。当店では辛つらいお料理をお出ししない様に心掛けていますし、私(♂)もどう反応すればいいのか分からなくなり辛つらい状態になりかねませんよ・・・

牛肉の温かいカルパッチョ ” こちらも人気不動の定番メニューで、チョイ肉的ムードにピッタリ!アンチョビとパルミジャーノ・レッジャーノがウッスラ赤みを残した半生肉の旨味を大プッシュして、少量でも満足感が高いんです。ありそうでなかなか無い絶品の美味しさ。

鶏肉の香草焼き” バジル、オレガノ、タラゴン、その他、のハーブをブレンドしたオリジナル・ペーストは私(♂)とシェフ(♀)が以前に勤めていた店(目白の“B-girl” )から引き継いだ極秘レシピ(かなり大げさ)です。30年以上使っている間に変更を加えて完成させました。絶妙の美味しさで虜とりこになっちゃいますよ。

ピザ ” 二種類のピザ生地は自家製で、これも目白”B-girl” からの遺産です。世の流れに連れて本格的なイタリアのピザ生地なども登場しましたが、当店では80年代に一番美味しかった日本のピザ生地で焼いています。イタ飯屋では出会えない昔タイプのピザ生地は大人気なんですよ。一番お勧めなのは“トマトとアンチョビのピザ”なんですが、なぜか昔ながらの"ミックス・ピザ”の御注文が多いのは意外でした。その名が呼び起こす懐古的な気分のせいかも知れませんね。

パッタイ・ビーフン ” 当店のシェフ(♀)はパッタイには特に拘こだわりを持ってるんですね。かつてタイ料理ブームが沸き起こった頃、幾つかのタイ料理店(タイ人シェフの店)で食べたパッタイに全く納得できなかったと言う経緯いきさつがあるからです。本場の味が全てを凌駕する訳もなく、日本人には固有の味覚感があるという単純な話です・・・そんな訳で、タイの人は何というかわかりませんが日本人にとって当店のパッタイは最高ですよ!マジ旨いです!賄まかないがパッタイだと大喜び。

・他にお勧めしたいメヒューはいっぱいあるんですが、長くなっちゃうのでこれくらいにしておきます。御存じの方も多いと思いますが、ほとんどの時間を二人でこなしています。ですから手の掛かるメニューをラインナップし辛いのが悩みの種なんですんね。今までに幾多の試作品が日の目を見なかった事か・・・基本的にはあまり流行に乗らない方向で当店のスタンダードを少しづつ増やしていければ。と思っています。

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お酒やお食事以外の楽しみも色々です。

< 漫画・本 >

 店内にたくさん置いてあります。ご自由にご覧ください。漫画は、「綿の国星」、「スワン」などの名作少女マンガなどから、「スラム・ダンク」、「美味しんぼ」とかの青年誌系まで約5〜600冊あり、お連れさんをお待ちの間も退屈しません。お一人で「スラム・ダンク」の一気読みにいらして、ついには酔っ払って、ウトウトしちゃうのを見ると、幸せそうでいいなぁとか思います。写真や図象が中心の、目を楽しませてくれる本達もジャンル色々で置いてありますので、こちらもどうぞ。(当店は漫画喫茶などではなく、酒類主体の飲食店ですので、長時間お過ごしの場合は、常識の範囲内で御注文の追加も宜しく御願いします)

< 音楽 >

 当店は二人で切り盛りしていますが、共に大の音楽好きです。私(♂)は、なにしろ何でも聴きたいタイプなんですが、古ければ古いほど良くて、SP音源と言う単語には超弱いです。様々なジャンルを渡り歩き、今はヒルビリー、古典シャンソン、初期カリブなどに目がないです。新しいものでは、70年代のアルゼンチン・ロック(特にスピネッタ)は最高です。シェフ(♀)の方はベーシストで、レゲエ、ロックなど色々聞きますが、特に初期北欧サイケに関しては、かなりのツワモノなんですよ。どこで聞きつけたのか、スウェーデンの大きな新聞社が取材に来た事もあります。本国でもめったに見かけない(と言ってました)レア盤の数々に、よくわかんない言葉(たぶんスウェーデン語に違いない!と確信しています)で、歓喜の声をあげていました。て言うか、むしろ私達のほうが、ビックリでしたけどね。

・下のジャケットは当HP内で紹介した事のある名盤達です。絞りきれない愛聴版の一部ですが、私の音楽歴を彩ってくれた思い入れの強いヤツらです。アチコチに散らばってるので集めときました。画像をクリックすると現場へ飛ぶので暇な・・・(あ、間違えた)興味のある方はどうぞ。

    

   

< シネマ >

 音楽も古めが好きですが映画はもっと古いのが好きです。音声が出てるのには慣れましたが色とかが着いていると・・・もうビックリです。たまに店内で流しますが、「上映」ともなると色々面倒くさい(著作権とか)ので音声は出しません。所有しているソフトは版権切れの無声(サイレント)映画が多いので調度いいかなと思っています。個人的NO,1シネマは何と言ってもリリアン・ギッシュ嬢主演の名作“散り行く花(1919年)”です。でも、あまり有名じゃないですかね?第八芸術として認められた最初期の作品なんですよ。喜劇ならキートン君が最高!フレンチ・フィルム・ノワール(ギャング物)なんかもズコーンとシビレますよ。あっ、そういえばコクトー監督の「詩人の血」が、ついにDVDで・・・

    
「月世界旅行」(左)、世界初のキス・シーン(中左)、リリアン、素敵です・・(中右)、アブサン映画です(右)

< 楽器 >

 あんまり普通に弾くのは上手くもないんですが、5才くらいの頃からの楽器好きです。普通のコード(EとかGとかAです)すら、ちゃんと押さえられない頃でも何故か5本もギターを持ってました。と言う訳で?店内にも楽器が飾ってあります。別に自慢したいのではなく、「カワイイから」とただそれだけなんですよ。あっ、でも2本ほどは自慢したいギターがあるかもしれません。アミスターのトライコーン12弦!とゴヤの赤スパは鼻高のコレクションです。トライコーンの12弦は有り得ない特注仕様ですし、ゴヤは「ヴィンテージ・ギター」誌の14号で取材を受け、店内を背景に見開きで紹介されました。でも、たまに自慢しても空振りする事がほとんどでガックシ・・・ちなみに、青いブルージーンズ・ベースはシェフ(♀)の所有器です。最近はアコーディオンに夢中で、イタリア製を入手しました。閉店後が練習タ〜イム。

  

< 植物 >

 植物達が各テーブルに花を添えています(葉っぱだけのも居ますけど)。地下の店なので、ちょっと可哀想かなと思いますが、まめな水やりと、日光浴さえあれば、以外と平気なヤツも多いですね。4年越しで花を咲かせ続ける豪傑もいます。悩みの種は、鉢植えのせいか小バエが着きやすく気苦労が絶えません。「どうりで鉢を置いてある飲食店が少ない訳だよなぁ」今頃気付いてどうするんって話ですよね。なんとか、頑張ります。ちなみに、テーブルと椅子はあちこちから集めたので揃っておらず、それぞれの席で全然違う気分なのも、いい感じなんじゃないかと勝手に思っています。

< 知恵の輪パズルとかゲーム >

 知恵の輪に気を取られて会話をおざなりにしたら大変なことになります。お連れさんが少しづつ無口になり、ついには明らかにムッとしてしまった例は少なくありません。しっかりと怒られてた人もいますよ。楽しく過ごしていただきたいので程好く御願いします。誰かと一緒だったなら一番の喜びは何といっても楽しい会話に尽きますよね。そんな時、お酒や食べ物、ましてや知恵の輪などは会話をを支える脇役に過ぎません。又の機会にでもお一人でいらして達成感に浸ってください(今までに、4〜5人の方がリベンジにいらして、満足そうに帰られました)。パズル類、将棋、オセロ、ダイヤモンドゲームなども用意してありますよ。

< 鳴るもの >

 音が鳴る物が各テーブルのどこかに必ず置いてあります。すず、マラカス、呼びリン、など色々ですが鳴らして遊ぶ用に置いてある訳ではありません。御用で呼んでもらう時に使って下さい。よろしく御願いします。洗い物などしている時以外たいてい聞こえますから小さめの音で大丈夫です。子供の頃、お家にジィヤorバァヤがいなかった人でこの手の物を使うのに抵抗がある方は直接お呼び下さい。

< 器 >

 私には耐えられません!何がって?色んな種類の飲み物が似たようなグラスで出てきたり、お料理の皿がどれも同じシリーズのサイズ違いなだけだったりするのが・・だって、つまんなくないですか?よくあるヨーロッパ製の(機能的で効率のいいシンプルと称される)白い食器や業務用グラスはもう見飽きてませんか?そんなわけで、あんまりガンバリすぎてない可愛いらしい器でお出ししたいと思っています。できれば、プチ・ドンくさいテイストも欲しい(理想が高すぎ?)ですね。器が揃ってないと不都合が多いんですが勝手に自己満足的努力をして楽しんでる感じです。(酒器についてはこちら

< 走馬灯 >

 たまに質問されますが、店内で9個ほどクルクル廻っている奴らは、“走馬灯”という自力で廻る昔ながらの装飾照明です。電球の熱対流がアルミや和紙の羽を動かして、いつまでも廻り続けます。モーターなんかは使ってませんよ。こ〜んなに素敵な物が(お盆の季節以外は)廃れて久しく、探してみたら工作キットくらいしか売ってないことがわかり、なんか残念で作ってしまいました。勝手に動き続けることでは同類の“水のみ鳥”君と共に、当店には欠かせない、懐かし系ほんわかアイテムだと思います。“水のみ鳥”君は一羽しかいませんけど・・

・動き系ニューアイテムの新人はウーター・ゴースト(商品名)君です。本名は「デカルトの浮沈子」と言う、古くからの物理実験玩具で、それをドイツのガラス職人がキュートに変身させてくれました。水の入った細長いガラスビンを見つけたら、黒いフタをペッコペッコ押してみて下さい。中で浮いてるウィオーター・ゴースト君に注目!ただ、ビンをひっくり返すのは厳禁ですよ。かわいそうdeathから・・・

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  ・蓮根のホラー雑貨&バー「BREAD LINE」さんです。このサイト内にある「蓮根アブサン協会」の情報がキッカケでアブサンの底無し沼に足を踏み入れてしまいました。基本情報から具体情報まで網羅する、情熱にあふれた素晴らしいサイトです。お店には多種のアブサンのみならず膨大な量の各種ハード・リカーが待っているかと思えば、スカル・グッズの販売もなさっている個性派バーです。上のバナーをクリックして覗いてみましょう。(蓮根アブサン協会との相互リンクです)

・NATIVE SPIRIT  ・blog  ・友人の正木大(Changlishika Wakan/チャングリシカ・ワカン) はスー族とナヴァホ族のイニシエーション(通過儀礼)を受け、家族として迎え入れられた日本人インディアンです。ジュエリー職人、ターコイズ・コレクター、ハーレー乗り、ロック・フリークでもある彼の店は当店の近所(中野通り沿い)にあり、ネイティブ・アメリカン文化の原点に触れることができる数少ないメディカル・スポットだと思います。世界でも有数のコレクター向けターコイズ・コレクションを見る事もでき、吸い込まれる様な美しさと神秘性には驚かれる事でしょう。お手軽ではない本格的な手工のシルバー・ジュエリーや皮製品などの購入をお考えの方にお勧めします。(ブログとの相互リンクです)


パウワウ(民族集会)の様子
( photo by Tokahe-naji-winn/ トカヘ・ナジ・ウィン=オグラナオコ 氏 )

  
素晴らしいターコイス展示商品の数々

・秋山徹次 ・秋山君はシェフ(♀)の古くからの音楽友達です。方向性的には私(♂)との波長が合っていて、2回音楽ユニットを組んでいます。(地下音楽界では有名な)灰野敬二氏と私の二人で活動していた「滲有無(nijiumu)」に誘ったのが最初の交感演奏でした。当時(1994年)の日本には2時間以上に渡る心象音楽的な即興を出来る音楽家は皆無に等しく、やっと見つけたと嬉しかったのを覚えています。「滲有無(nijiumu)」は日本で一枚、海外で二枚位のCDを出しました。その後、自分のユニット「素敵なティータイム」を始める時、秋山君を誘って実験的な即興演奏を繰り返し行いました。私がギター/ボーカル、秋山君が心象ノイズで、深層意識下に眠る言葉を導き出すオート・リ−ディング的な即時システムを目指し、納得できるエリアにも到達できた時点で終わらせました。今は秋山君も、稀有な即興音楽家として世界的にも知られた存在になっています。イギリスの地下音楽雑誌「 WIRE (2006年1月号)」で特集が組まれた時の写真は、当店で撮影しました。ふらっと店にも来て、自分の新しいCDなどを持ってきてくれます。最近は沈黙系の即興盤が多いですが、2003年に出した「 Don't Forget to Boogie!」というゴッズ・ブルースな凶悪アルバム(左)と、そのライブ盤がお勧めです。前者のジャケ写は私が撮りました。

  
右は「Route 13 to the Gates of Hell/Live in Tokyo(雷舞院刀狂)」

加藤義明(よっちゃん) ・加藤さんは私達(私とシェフ)が以前に働いていたお店「B-girl」のお客さんで、90年代初頭からの付き合いになります。数少ない友人の一人で、話の通じる音楽仲間で、○○と△△が逆に付いている奇人で、頼りになる大工さんで、当店周辺の「霧の三兄弟」末弟です(霧が出ると、周りが見えません)。若かりし頃「村八分」という凶悪なバンドのメンバーとしてブイブイ云わせていましたが、今は話の長くどい憎めないオジサンとしてプニョプニョ云わせてます。ソロでのライヴを続けており、これからの日本ロック界のニュー・ジャンルとして脚光をあびるであろう「老人ブルースロック」の一端を支えていく存在になるのは(生きてれば)確実と思われます。当店にて、(地下なのに)だらだら日向ぼっこしてる姿を見かけた事のある人も多いのではないでしょうか・・・(ライブ映像はこちら。おやっ、隣でバンジョーを弾いているのは、当店で土曜のバイトをしている大西“ボビー”知花君では・・・?)

  
真ん中は唯一のソロ・アルバム「夢のゆくえ(1996年)」です。

 ・この、超・悪そうなバナーとは裏腹に、超・オタクちゃんで、超・駄洒落吹きで、超・腕利き細工職人で、超・金儲けがヘタで、超・オシャベリ九官鳥で、超・ハンバーグ好きな、超・知見有士氏のブログです。彼のジュエリーショップ「Burning Blood」は近所の大久保通り沿いにあり、怖いスカルが睨んでいるのでスグに分かりますが、間違ってもフラッと立ち寄る気になるなんて事は有り得ません。店内には、通常なら倍の値段はしてもおかしくないくらい手の掛かったスカル系シルヴァージュエリー達(こちら)と、ひょうきん満点のハーレー乗りのオジサン(見た目よりは意外に若いぜ/本人談)が静かに(一人の時は駄洒落もオシャベリも無しに決めてるぜ/本人談)生息しています。キース・リチャードのファンには2007年12月の記事が超・必見ですよ。(ブログとの相互リンクです)

  ・友人の夫婦めおとデザイナー<戦場カメ〜ラマン>サイトヲさん&<にこにこビ〜ム!>ヒロミンが、高円寺にて“書肆サイコロ”なるギャラリーを始めました。よくある<なんちゃってギャラリー>ではなく、よくいる<なんちゃってアーティスト>ではない人達を紹介する場の様です。「寝ないと脳が縮むよ・・」的超ハードな本業の合間を縫って敢行される個展は、常に行える訳ではありません。でも、“書肆サイコロ”自体が出版表現を念頭に置いている事もあり、通常は自家刊行物を販売しています。 『デザインが好きでこの仕事をはじめたのだから、徹底的にデザインと印刷にこだわることのできる本を作りたい』との言葉から分かる通り、キーワードは※印刷※ですね・・・プリント・アウトじゃありませんよ。興味のある方は覗いてみて下さい。本人が手掛けてきたビルケンシュトックのカタログ(って言うか、完全に本・・・)数冊は当店にも完全装備されており、サイトヲさんの製本に対する愛情&執念を見る事が出来ますよ〜 ちなみに、「書肆しょしとは書物を出版したり売ったりする店の事だそうです。

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・・御願い・・

・他のお客様の居心地の良さを損なうかもしれない事はご遠慮下さい。大き過ぎる声、強すぎる香水、携帯電話の派手な効果音、ガラム類の強香タバコ、などです。又、他の椅子の座面に足をのせる、なども公共の場所での常識的マナーに反すると思います。

・上記との矛盾を感じる方がいらっしゃるのは承知の上ですが 『 酒場にタバコは付き物 』 と思っています。時代の流れに逆行する様ですが禁煙席はありません。ごめんなさい。でも、地下の割りには天井が高いので意外と大丈夫な席が多いです。

・パソコンやパッド端末の御使用、他の卓の椅子に服や荷物を置く、などをご遠慮頂きたいのは、当店からの御願いです。

<まれに生じるチャージについて>

・当店は漫画喫茶やカフェ、談話室などとは営業方針が全く異なる酒類主体の飲食店です。最初の御注文だけで長時間過ごしたい方はその手の店をお選び下さい。当店ではグラスが空いた方や長時間お過ごしの際にはお飲み物の追加注文を宜しく御願いします。御注文不要の際には、お一人様600円のチャージをご了承頂きたいと思います。

・当店はお酒と共に、おつまみ/お食事を楽しんで頂きたいと思っています。いわゆるバー的方向性は想定していないので、バー・カウンターも無く席の配置を広めに設定しています。様々な理由から、バー的ご利用が増えすぎると経営上の支障が生じてしまいます。おつまみ/お食事類が不要でお飲み物のみご注文のお客様は、一般的なバーの様にお一人様600円のチャージをご了承下さい。私共としては、チャージを頂きたい訳ではありません。乾き物などもございますので、宜しくお願い致します。

・当店では基本的にノン・アルコールのみでお食事不要の方は承っておりません、しかし、運転役の方もいらっしゃると思いますので酒席に限りお一人位はチャージ600円にてお受けいたします。ノン・アルコールの方はお食事をして頂くのが基本です。

・チャージを頂かねばならないのは以上の場合だけです。<お酒とお食事orおつまみ>とか<ノンアルコールとお食事>の御注文にて時間なりに常識的な飲み物の追加をして下さる、という普通のお客様には無縁のシステムです。ご安心下さい。出来る限りやわらかい判断をしたいと思っていますので、宜しく御理解下さい。

・・ドギー・ブギーへの道順・・

・地下鉄・丸の内線・「高円寺駅」の2番出口から青梅街道に出て、左(新宿)方向へ146m歩いてください。歩道橋の足元にある、大きめの15階立てマンション(1階にレンタルビデオ屋さん)の地下です。黄色い照明看板がお出迎えします。 (なぜか、「高円寺駅」と勘違いなさる方が妙に多いので、お間違えなき様お気を付けください。「人です、よろしく御願いします!」のじゃなくて「国原宮崎県知事」のですよ〜)

・中央線の中野or高円寺駅からは、ほぼ同距離です。15分ほど健康のために歩く(ウォーキングってヤツですね)感じになってしまいます。

・二輪や車でお食事にいらっしゃる場合は、青梅街道と環七の交差点(高円寺陸橋下)から、新宿方向400mほどにある歩道橋が目印です。青梅街道の上り(新宿方向)車線側で、隣に大きめのコイン・パーキングもあります。

(青梅街道の山手通り〜環七間には歩道橋は一つしか有りません)

東京都杉並区高円寺南1-5-4 高円寺サンハイツB1F
電話 : 03-3317-2806
営業時間 : 夕方6時〜深夜3時 (ラストオーダー 2時)
定休日 : 水曜日

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