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new! < ふっ、ふっ、不調〜っ!> new!
(2012/05/03)

・しばらく御無沙汰しておりましたが、実はPCが不調続き・・・一度は復帰したかに思われましたが複数の不都合が起こりHPが更新できませんでした。昨日、なんとかHPソフトの立ち上げに成功。一か月以上に渡る更新ダメダメ期間中も「ドギーの素敵音場計画」は鋭意進行しておりました。その間、劇的な改善による興奮と目論見が的中した喜びと必然的なトラブルによる悲嘆を体験してました。

・<興奮>はPP真空管アンプの導入。PPとはプッシュプル回路の事です。シンプルなシングル回路と対をなすアンプ回路形式で、大まかに言うとバイクなどの4ストと2ストの違いに似てますかね。出力の低い(〜6Wくらい?)シングル真空管アンプに比べ周波数レンジが広く大出力も可能で、様々な回路概念が存在しています。高級スピーカーを鳴らしきれる高級真空管アンプはPPが多いんですね。つまり、PP真空管アンプは基本的に「高嶺(値)の花」!そんな中、庶民的値段で入手可能な唯一のPP真空管アンプが中国製“ST−6P1 (下左)”なんですが、ヤフオク開始価格は10000〜25800円と幅があります。同じ出品者(この人しか扱ってない!)なので相場価値を引き上げる意図があるのかもしれません。半年以上観察していたら11500〜13500円位が実質落札相場でした。こんな値段なのに意外と評価が高い「聴いてニンマリ」のハイコストパフォーマンス機!たった10W(×2)ですけど・・・でも新品ですよ。PP真空管アンプを安価で入手したい私に他の選択肢はな〜い!リスキーな自作/中古でもこんな値段じゃ落とせません。作動未確認の超ジャンク品とかで苦労したいなら別ですけど・・・

・と言う訳で、遂に導入しました。前所有者による改訂版ですが回路変更内容に納得したのであえてお買い得な中古品を落札!使用100時間未満との事なので初期不良の心配もありません。それまで使っていたシングル回路“6P3Pアンプ”と交換した時の驚きを表現するのは難し〜い。「ドギーの素敵音場計画」史上最大のジャイアント・ステップです。音の切れ/深み/分離が向上し、低域の押し出しも予想以上!このアンプで鳴らすスピーカーは開店時から使ってるYAMAHAの“NS−10M”なんですが、帯域が狭い事で有名なモニター系スピーカーからこんな奥深い音がでるなんて!充分に満足していた“6P3Pアンプ”が実はショボかったのか?ギターやパーカッションの胴鳴りが聞こえる・・・歪んだギターのコード感が明瞭に・・・ボーカリストが息を吸う感じが・・・Lowも充分すぎるくらい・・・「ドギーの素敵音場計画」に少々冷淡なシェフ(♀)も驚きの声を上げていました。音色の変化に気付いちゃった常連さんが数人いらしたのも初めて・・・音源によってはアレンジが違う感じに聞こえるほどです!万歳でした。(2012/04/07)

 

・<喜び>は上記のおまけで起こりました。不調の日本サウンド社製 “SAQ-203”を余った“6P3P真空管アンプ”にチェンジしたんです。しかし、このアンプとタスカムの同軸スピーカー「S-300」の組み合わせではLowが不足気味、って言うか無いに等しい!そこで以前から目を付けていたYAMAHA製アンプ内蔵スーパーウーハー「YST-SW45(上右)」をチェックすると・・・運良く数点の出品があったせいか1700円と激安で落札できました。可変式Hi−Cut (必須だぜ)をうまく調整すると連結が自然になり数クラス上のスピーカーが鳴っている様なスケール感!イメージ以上の効果を得て妙に大満足な感じですよ。(2012/04/20)

・さて<悲嘆>の方ですが“SAQ-203”に続きプリアンプの“SRA−3”も不調になってしまいました。上記“ST−6P1”の音に酔いしれていたある日、CDの音にブーンて低周波音がかぶさってくるんです。まるでアース不良の様な・・・あわてて非常用に設置しておいたサンスイ“AU-5500”のプリ部につなぎ直しましたが、当然ながら音の描写感は別物に・・・おおまかに言うと繊細すぎて奥行き感が無くなってしまったんですね。全然物足りな〜い!「これはこれで良いかな?」なんて思えません。このプリの音が現状で「ドギーの素敵音場計画」を根底から支えていた事を再認識しました。早く修理に出せる状態にしなければ・・・予算を捻出せねばなりません。何か売るか?(2012/04/28)

new! < ふっ、不調〜っ!> new!
(2012/03/21)

現在稼働中の日本サウンド社製 “SAQ-203”なんですが、ちょっと不調気味・・・ボリュームを絞ってもサーって感じの微小なノイズが出ている事に気付きました。左右バランスも音量/トーンともに微妙な違いがあります。ちょっと聞いただけでは分かんないくらいの症状なんですが・・・調べてみると初段のトランジスターが劣化している可能性が大の様です。「 2SB474」という型番のSANYO製なんですが検索しても売ってる所がなかなか無い〜!手を変え品を変えて探し続け1時間後にたどり着いたサイトでようやく発見!予想通り「希少TR・FET」なるページにひっそりとありました。これまた予想通り超高値が付いており、トランジスタ−1個が367円もするなんて・・・しかし今買っておかないと入手不可になってしまうかもしれません。比較的入手が容易な真空管とは事情が違うんですよね。思い切って8個も購入しました。このアンプには4個使ってあるのでメンテナンス2回分です。でも交換時に不可欠な放熱用シリコン・グリスを買い忘れちゃってたドジっ子な私でした。ダサいですね。

new! < ふっ、振れてる〜っ!> new!
(2012/03/14)

・前述の“SRA−3”が届きました。トップパネルをはずして開放状態(下画像)で通電、ドキドキ・・・。おっ〜、真空管が全部(6本)赤くなってきたぞ。変な匂いもなし、ブーンって音もなし、ひょっとして大丈夫?いやいや、まだ分かりませ〜ん。いそいそ結線作業して音出しです。スイッチを on にして入力を調整すると・・・なんと無事に音が出ましたぜ!バンザ〜イ!う〜ん、でも何か違う・・・ゲゲッ、メーターが振れてないじゃん!なんでなの?この可愛いVUメーターこそが購入決定要因だったのに・・・急にブルーになった私は半死状態へ・・・10分後、気を取り直してサービス・マニュアルを開き回路図をにらみましたが良く分から〜ん。でも、なんとなくですが録音ヘッドに送る信号レベルを監視する取り回しになってる雰囲気。試しに絶対に使わないだろうと off にしていたレコーディング・ノブを on にしてみるとメーターが振れ始めたじゃありませんか、よかった〜!しかも神経質にピンピン跳ねるタイプじゃなくて好みのフワフワ系で嬉しい〜!

・動揺がおさまり冷静さを取り戻して出音を聞くと・・・う〜ん、なかなか良いんじゃない?鮮明度が格段に上がってリアリティーのあるトーンが出ています。特にギターの弦タッチなど繊細なニュアンスが明瞭になり、Low 成分もタイトに締まりました。結果、サウンドの躍動感が増してやさしく力強い音場を得たように思います。そしてなにより空気感の密度が上がったのは驚きで音の行間?が読みやすくなりました。モノクロでのボケ味が魅力の旧ライカ系レンズ群に例えるのは言い過ぎでしょうか?しかも真空管プリ系で問題になりがちなノイズもありません。OKですね、大成功!プリ・アンプの重要性を初めて体験/理解した私は一皮剥けて大人になりました。もう、パワー・アンプへダイレクト・インの世界には戻れない体になってしまった・・・です。

new! < ふっ、不安です〜っ!> new!
(2012/03/12)

・さてさて「ドギーの素敵音場計画」ですが、この手の事に真の完成など有り得ない事を再び申し上げねばなりません。もう充分なのは承知しているんですが・・・ある日の午後、真空管と半導体が混在しているパワー・システムの共有プリ部は真空管の方がイカしてるんじゃネ?って思っちゃったんですよ。しかし、そう簡単に事が運ぶはずがありません。ちゃんとした真空管のプリ・アンプとかバッファ(参照)は意外と高かったんです。パワー・アンプより微弱な信号を扱うのでシビアな特性を要求されるからなんですね。がんばって探したんですが「そんな都合のいいブツがすぐに見つかる訳ないっ!」て事に即気付かされました。

・だからって簡単に諦めたら面白くも何とも無〜い!そう、頭を切り替えれば扉は(たまに)開くんです。新たな視点で探してみると、ふと目に留まったのはソニー製のオープンリール用真空管ラインアンプ“SRA−3”です。テープレコーダー黎明期には画像下中の様に駆動メカ部(上)と電気回路部(下)が分かれており、そのアンプ部を出品している人がいました。真空管時代終焉期とも言える1960年代のビンテージ機器なのでリスキー度満点です。でも、この出品物はコンデンサー交換などの軽整備済みで少し安心。しかもRL出力ボリュームが増設(メーターの下)してあるそうでプリ・アンプとしても使い易そうです。そして何よりも、可愛らしい「あっち向いてホイッ」タイプのVUメーターに目が釘付け・・・このチャーム・ポイントが無かったら今回の暴挙には及んでいなかったかもしれません。なんとなくですが安く落とせる隙間カテゴリー的芳香がプンプンと匂ってた点も強力に後押ししました。そもそもピュア・オーディオ機器ではない上、この手の改造品にオリジナル重視の正当派が手を出すとは思えませんから・・・6組もある入出力端子(画像右)を見ただけで面倒臭そうですしね。結果としては予定通りに単独入札で激安 Get ! まだ届いていませんが海外サイトから英文マニュアルも無料ダウンロードして準備万端です。でも、目的外流用なので目論見もくろみ通りに使えるのかは不明・・・最終ゲインが充分なのか大いに不安なんです。使えなかったらどうしよう・・・

  

new! < いっ、意外と良い! > new!
(2012/02/29)

・さて、先日導入した古い半導体機器ですが2台とも好調に稼働しています。予想していたよりレンジが広く音の鮮明度も充分!今時のアンプと比べると中域が膨らんだ柔らかい肌触りが良い感じで、真空管アンプとの混ざり具合も自然です。う〜ん、狙い通りの音場が作れて大満足。トーン回路の効きも good で使い易いんですけど、“SAQ-203”はカット方向のみ・・・この懐かしい感じが嬉しいんですね。しかも、 “SX-45"のレシーバー(ラジオ・チューナー)部はアンテナ無しで「東京FM」を受信するんですよ!地下なので全く期待してませんでしたが超クリアー。これで、ワールド・カップやオリンピックの時に『ラジオで中継やってます。』とか張り出して笑いを取れるかも・・・

new! < こっ、この手があったか! > new!
(2012/02/24)

・前回お伝えした「ドギーの素敵音場計画」の完成ですが、この手の事に真の完成など有り得ないのは言うまでもありません。で、どうしたくなったかと言うと・・・真空管と半導体のミックス音場なんです。私は基本的に半導体アンプ全盛期に育っておりトランジスターの良さも知らない訳ではありません。でも、ワザとらしくメリハリの利いた音しか出せない現代のアンプには No Fun!とは言え、黄金期の名アンプ達は相場も高い上に修理前提での購入となりサイフにドンと重い・・・メーカーが受け付けてくれないので個人修理工房への依頼になり高額な出費(基本整備5万円くらい)を迫られるんですね。全バラは当たり前ですし最低でもコンデンサー関係は総取っ替えですから作業内容からすると高くは無いんですけど。しかし、私はハイ・エンド・オーディオを目指している訳ではありませんから物量投入型の高級アンプは必要ありません。店内を丁度良いくらいの気持ちいい音で満たしたいだけなんです。そんなゆるいスタンスで検索してみると黄金期以前の 6〜70年代のアンプなら修理も簡単そう・・・真空管から半導体への移行直後のシンプルな回路は真空管的なト〜ンを併せ持つ事も少なくないとか。この辺はマニアの数も少なく相場も安い!さらに目を付けたのがレシーバー・アンプ!音響ラジオに外部入力が付いた多機能機器なんです。オーバーホール済み出品物でも1〜2万円代、現状品だと数千円が相場ですよ。で、とりあえず下のブツを Get してみました。日本サウンド社の入門器 “SAQ-203”とパイオニア社のレシーバー・アンプ “SX-45”です。 “SAQ-203”の方はプリメイン・アンプの組み立てキツトだった様です。それにしても “SX-45”の内部(画像右)は機能の割りにシンプルでスカスカです・・・どちらも高根の花だったマッキントッシュ風ブラック・フェイスなのがイジらしいですね。さ〜て、どんな感じかな?ワクワク・・・

  

new! < おっ、音が気持ちいい〜 > new!
(2012/02/09)

・密やかにのんびり進めていた「ドギーの素敵音場計画」が遂に完成!超低予算が大前提でしたから苦労しましたが、ほとんどの席でステレオ感のある艶やかなトーンを実現できたのでは、と思っています。現在、3台のパワー・アンプ、6台のスピーカー、1台のスーパー・ウーファーが並列稼動しているんですよ・・・システムは、< CDプレイヤー ⇒ サンスイ(パワー部不調)のプリ部 ⇒ ライン分配器 ⇒ 真空管アンプ(×2)&サラウンド・アンプ (×1) ⇒ スピーカー(×6スーパー・ウーファー(×1) >って感じで、試行錯誤の末に決めた音場バランスをプリ部のボリューム1個でコントロールしています。

・肝になったのは何と言っても1580円で落札した普通の「AV用ライン分配器(下画像)」でした。ライン信号のインピーダンス(抵抗値)を落とさずに分岐できる優れもので、3系統のステレオ音場を順調にプッシュ中!この機器を導入した時の出音には驚きました・・・真空管アンプで最初に感動したアノ音が音場全体にそのまま出たからです。う〜ん、ボクちゃんトロけちゃうぜ・・・無理やりパッシブ分岐させていた時に「何か違うなあ〜」と感じていた物足りな感は気のせいじゃなかったんだ・・・どうやら機器間のインピーダンスが不適正でプリ部の負担が大きすぎた様です。結果、音の表情(周波数ごとの変化曲線)が不自然になり高域劣化や歪も引き起こしていた、って感じらしい・・・でも、理系頭0%の私が誰のアドバイスも受けずに狙ってた正解を導き出せたなんて、すごく嬉しい!とても幸せです。

 

new! < あっ、暖かい!−2 > new!
(2012/01/16)

・つい味をしめてしまうとブレーキが効かなくなる悪い癖が出てしまいました。ヤフオクを彷徨さまよっていたらナイス・暖房・アイテムが・・・今度はニクロム線式電気ヒーターに手を出しちゃったんですよ。あまりの可愛さ(下画像参照)と手頃すぎる値段(1000円)の前には成す術すべがありませんでした。最近よく見かける扇風機型ハロゲンヒーターはコノ手が原型なんですね。昭和2年頃には存在していた器具の様です参照。電源スイッチも無く温度調整も出来ないヒ−ター直結の潔さ!ズッシリと小ぶりで取り回しも良さそう。しかも意外と暖かいし・・・でも電気を喰うんじゃないの?って到着してから気付きました。う〜ん、500Wか・・・調べたら今時のハロゲン系も同じくらいなので暖房効率が悪いって事なんでしょうね。なんとかハロゲン・ユニットが組み込めないかと思案中・・・とりあえずガチガチに硬化した電源コードを交換してスポット的に使ってみます。

・人の欲望は留まる所を知りません。ジャパニーズ・エセ・フィフティーズ風の可愛いらしいヤツ(画像右端)に出会ったが運の尽き・・・要するに、もう一台を落札しちゃったんですね。しかも今回は上記の倍の値段(2001円)という高額商品!でもでも、構想していた「天井から暖房器具がぶら下がってたら効率がいいし、面白いんじゃねっ!」というアイディアにピッタリの構造ですから仕方がありません。反射板がクローム・メッキだし・・・最先端ロケット風だし・・・請うご期待です。(2012/1/24)  追記・数日後に設置した天井暖房は意外と好評で、「春の日差しみたい!」との嬉しい感想も頂きました。いい感じでポカポカして大成功です。

   

new! < あっ、暖かい! > new!
(2012/01/11)

・つい先日まで、当店は「寒い店」だった様です。別に「ギャグが寒〜い!」とか「マスターが寒〜い!」って意味じゃないんですよ(多分・・)。天井エアコンが二器あるんですが一器のヒーターが効いてなかったんですね・・・実は私、「全く寒さに興味が無い人」なんです。体温が高い感じですか?年に数度は全く知らない人とすれ違う時、「こいつ、寒くねえのカヨ?」って毒づいてるのがチラ聞こえする事も・・・別に迷惑をかけてる訳じゃないんですけどね。そんな訳でエアコンの不調に気付くのが遅くなりました。すみません。この機会に節電も兼ねて石油ストーブを導入!時々バイトしてくれてるお嬢さんが不要の一台(放射式)を提供してくれ、その直前にヤフオクで落としていた対流式も一台、計二台が設置済みです。やっぱ、ストーブの赤い光は和みますね・・・おっと、それ以前に店内全体がホンワリ心地よく暖かくなった点をアピールしなくちゃでした。

・ヤフオクで落としていた対流式は超可愛い日本製ストーブなんですが少々不備が・・・芯の繰り出し機能がバカになってる!灯油まみれで全バラにして原因を解明、なんとか使える方法を編み出しました。やっぱ、ヤフオクはリスキーな側面がありますね。しかも30年くらい前の製品なので代え芯が入手不可。先端がタール化してる訳じゃないので少しの間は大丈夫そうですが・・・検索したら現行品を改造する方法を発見!でも、かなり面倒くさい作業な感じです。う〜ん、困ったぞ、どうしよう・・・

new! < あけまして、おめでとうございます! > new!
(2012/01/01)

・昨年は様々な出来事が勃発した大変な年でした。今年はどんな年になるんでしょうか?しかし、落ち目予想ばかりしていても始まりません。新たな気持ちで新年を迎えたいと思います。で、年始は5日(木曜日)からの営業です。4日(水曜日)はお休みですのでお間違えなき様・・・今年も宜しくお願い致しますです。

new! < ほっ、本物かも・・・ > new!
(2011/11/25)

ふ〜らふらとヤフオク散歩していたら「Absinthe Ropette」にガチ遭遇!下図の通り極めてベル・エポック/アール・ヌーボー的・・・そう、ミュシャを思わせるエレガントかつエロティックな作品で、アブサン・ポスターとしては最も有名な一枚です。レプリカ品も多く出ておりweb上などで見掛けた方は多い事でしょう。今回の出品物も後世に刷られた復刻物かとは思いますが、なんとリトグラフだったんです。オフセット印刷レプリカは珍しくもありませんが手の掛かるリトグラフとくると意味が違いますよ。つまり、年代物の可能性が高いって事なんですね。上縁の汚れや中央の折跡などからは長い経年度が・・・しかも、珍しいフルサイズ大判参照と来たもんだ!加えて地方の掛け軸専門骨董店の出品物・・・商品紹介には「 一枚の絵が、くつろぎの空間を何気なく演出してくれます。」とあるのみでアブサン界とは完全無縁な感じもポイント高し!さらに、アメリカ経由との事で「迷える子羊(正規ルートを外れた掘り出し物)」の可能性も・・・こりゃオリジナル版じゃないとは言い切れないじゃん!って都合の良い妄想を誰が止めれるんでしょうか?いっそ『なんでも鑑定団』行きか?でも、冷静に考えると1000円スタートのオークションでオリジナルが出る訳ないですね・・・でも、でも、リトグラフでフルサイズだし!と気合って入札・・・結局、さほど競ることも無く本格派アブサン一本分位の値段(オリジナル推定相場の1/10以下)で落札。まだ届いてませんが嬉しくてフライング気味の御報告(実は自慢)でした。でも、1000×80cmもの大判ポスターをどこに?って悩ましい今日この頃なんです。  追記・届きました。でっ、でかっ!おっ、重っ!でっ、でも嬉しいです!(2011/11/27)

  

new! < あっ、アンプの音がっ その2 > new!
(2011/11/07)

・ウッヒョッヒョ〜、届きました!中華製真空管アンプ「製品番号なんか無いぜ」君です。もちろん専用箱なんて贅沢なものは有りません。適当な食品のダンボールにプチプチ包ぐるみで運ばれてきたんですね。取り説なんかも無〜い!そのせいで4Ωと8Ωのスピーカー出力端子が判別できず、トランスを浮かして確認。で、どっちが電源ONなの?本当に文字が何んにも書いてないんですね・・・ウッヒョッヒョ〜と言いつつも「いきなり火を噴くんじゃ?」とか「音が出ないんじゃ?」とか、事前にwebで見た中華アンプの失敗例が頭を過ぎった事は言うまでもありません。本当はかなり不安で、暖機の最中に鉄の焼けるイヤ〜な臭いが漂ってきた時にはキモを冷やしましたぜ。

・結果的には問題なく音は出ました。最初はそれだけで「万歳」モード・・・でも冷静に聴いていると一枚膜が掛かったような芯の無いショボい音・・・「まぁ、こんな値段だしな」と微妙な失敗感が滲んでたんです。しかし、しかしですよ、時間が経つにつれ音がグイグイ良くなっていくではありませんか!あ〜驚いた!脅かさないで下さいよ、「製品番号なんか無いぜ」君。半導体アンプとは全く異なる気持ちのいいテクスチャーに大満足です。非難轟々の中華球でこの音なら、上位球に交換した音は期待できますね!心配していた音量も余裕たっぷりで充分だ!今は完璧に「万歳」モードでっせ・・・でも、30時間くらいで火を噴いた例を思い出し、まだ少し不安な私でした。

new! < あっ、アンプの音がっ > new!
(2011/10/31)

・ガ、ガ、ガ、ガ〜ン!又、アンプの音がおかしい・・・実は、7月に購入したサンスイがノイズって使用不能になった事を内緒にしてました。修理見積もりが5万円・・・「こりゃいかん!」 大急ぎでソニーの中古アンプを購入。こっちも1万円代なんですが、つい最近の88年製なので大丈夫だろうと安心しきってたら、いきなり片肺になっちゃったんです。あ〜、マジついてないぜ。でも、保障なしオークション品なので文句なんか言えません。一応、到着時には機能してましたから・・・

・「もう、中古の半導体アンプなんか信用しないぞ!二度ある事は三度ある」てな訳で、《禁断の扉》をソッと開いてチラ見してみると、中国製真空管アンプが一万円台で買える!しかも新品が!よく調べると、玉石混交ながら数年の品質向上は目覚しい様です。そして私には「いざと言う時にしか頼りにならない」アキバ系友人がいるんですね。彼は自分で回路図を起こした自作真空管アンプ数台を作っており、「プリント基板じゃなきゃ直すのも簡単だよ〜ん」って頼もしいセリフが出てきました。よしっ、いけるぞ!ついに憧れの真空管アンプをドギーにお迎えだ〜い!適当に迷って1万5000円のキット物(下画像)を落札いたしましたが、この手のブツには製品番号なんて上等な概念は無いみたい。って言うか、文字が全く見あたりませんね。6P3P×2、6N1×1、5Z4P×1の怪しげかつ不評な中華球を使用、シンプルなシングル回路で7,5W×2・・・どんな音なの?音量は足りるのかな?耐久性は大丈夫?いろいろと不安ですが、例によって「まっ、いいか・・」で到着待ちです。ビンテージ球に換えると「驚くほど品位が向上して全く別物に!」なるそうですが、球代の方が確実に高くつくらしいです。でも、再び「まっ、いいか・・」

 

new! < なっ、なんじゃコリャ・・・  > new!
(2011/09/20)

・ビ、ビ、ビ、ビ〜ックリ!しました・・・な、な、な、な〜んと、ドギーのHPがもう一つアップされていたんです!ま〜ったく身に覚えがない・・・内容はほとんど同じでもデザインが全然違う・・・何なのコレ。恐らく悪意は無いであろう理由を発見したので「まっ、いいか・・」って感じなんですが、こんな事しても良いのでしょうか?ヒマな方はコチラのニセ?HPを御覧下さい。

new! < つっ、遂にウーゴが・・・  > new!
(2011/07/31)

・ウーゴ・ディアス(Hugo Diaz)の初期録音集が国内販売されています。知る人ぞ知るアルゼンチンのハープ(ハーモニカ)奏者なんですが、オールジャンル系音楽愛好家必須のマスト・アイテム!聞いた瞬間に別世界に持って行かれちゃいますよ。「ん、この感覚は以前にも・・・」と思い、フッと頭に浮かんだのはスキップ・ジェイムズ(ブルース・シンガー)だったんですね。独自性に溢れたアーティキュレイション(呼吸感)とアシッドな趣を持つ浮遊感には共通点を感じました。自由奔放に振舞いながらも確固たる世界観を感じさせ、デビュー時にして揺ぎ無い大帝国を築いてしまっています。フォルクローレとかタンゴなんてジャンル分けには納まりきらない純度の高すぎる無垢の音楽・・・素晴らしすぎて後遺症が残っちゃいますぜ。思わず反省(何に?)してしまうのは何故なんでしょうか?それにしても、マーケッティングだのヒット至上主義だのとは無関係の「ただ、そこにある普通の稀なる偉大な音楽」が途絶え果てて久しい今日この頃・・・陳腐化してしまった「本物の音楽」という言葉はこんな盤を聞いた時にこそ使いたいですね。二枚組みで2セット、“アンソロジー 初期録音集 Vol.1 1952 -1953” と “アンソロジー 初期録音集 Vol.2 1954 -1957”にて沈没して下さい。心からのお勧め名盤です。

  

new! < つっ、遂にアンプが・・・  > new!
(2011/07/24

・チョッとした事情で新しいアンプを導入する事になりました。大急ぎでヤフオク・チェックすると懐かし過ぎるアンプ達がオン・パレードで、高くて買えなかった憧れのモデルも1万円前後なんですね。で、サンスイの“AU-5500”に吸引されちゃいました。若かりし頃、身分違いすぎて遠目に見ていた「高値の花」的お嬢様・・・う〜ん、素敵だぜ!でも、かなり年月が経っており、リスク覚悟のプロポーズ・・・1975年のモデルなんですが大丈夫かな?

new! < つっ、遂に天井用自動回遊式扇風機が・・・  > new!
(2011/07/23

・節電的機運が高まる中、当店も積極的に光熱費の節減に取り組んでいます。となると、やっぱエアコンですよね。しかし、暑い中をご来店頂いたにもかかわらず店内が快適でないのが×なのは言うまでもありません。そこで、一年前に入手した「天井用自動回遊式扇風機」の修理に着手しました。大分古い品なのでベアリングが逝っており通電すると不快な金属音がキュルキュルと・・・・で、面倒くさがって放置していたんですが、そんな事を言ってる場合じゃ無〜い。重い腰をあげてベアリングを注文、行方不明だったベアリング用専用工具(プーラー)も発掘しました。私(♂)、実はDIY系のバイク乗りだったんです。自慢じゃない(事もないか・・・)ですが一度もバイク屋に修理を依頼したことが無く機械いじりは割と得意な方なんですよ。扇風機ぐらいお茶の子サイサイだぜ!と気楽に始めたら、太軸側に丁度いいサイズのパイプがな〜い・・・新しいべアリングを打ち込めないじゃん。この手の作業はワン・ポイント・ロスで失敗感が強くなります。慌てて店内を探し回り、おバアちゃん気分で「きっと、いつかは役に立つ」と保管しておいた細い厚紙製のパイプを発見!なんとか修理を完了して設置にこぎ着けました。いやぁ〜バッチリです。よどんでいた空気が一掃され快適な微風が <ふうわり> とイイ感じで、サッサとやれば良かった・・・反省。次のステップでは、風量の微妙なコントロールを可能にする予定です。

new! < こっ、後輩のプロ・カメラマンが撮ってくれたです・・・  > new!
(2011/07/17

・私(♂)、実は○○大学芸術学部写真学科に一瞬だけ在籍しておりました。辞めてすぐに現場突入、連日三時間睡眠で燃え尽きていたスタジオ時代が懐かしいです。まぁ、30年程前の事ですが・・・その後、カウンターの前に立つまでには様々な面白い事情などがあったんですが、それは省略。で、下の画像は大学の後輩にあたる好漢カメラマン大河内禎氏が撮ってくれました。かなりの売れっ子らしく、あんまり日本に居ないそうです。三ヶ月程前にはデータを貰っていたんですが、ディスク・ドライブの調子が××・・・腰が重すぎる友人を口説いて外付けドライブを拝借、ようやくアップ出来ました。多少の心得はある私ですが、室内写真を見た目通りに仕上げるのは意外と難しいのは体験済みです。自らトライした際、あまりのダサさに驚いて闇の世界に葬り去りました。さすがに第一線の現役プロは違いますね・・・バッチ、バッチのバッチリです!う〜ん、しかも周辺歪みがほとんど出ていない!まるで4×5(大版カメラ)で撮ったみたいに端正な画像。明暗バランスも秀逸で、空気感がナイスに描写されています。本当にコンな感じなんですよ。そのうち、<店内の風景>の方に移動させねば・・・大河内君、ありがとう!

 

new! < あっ、なんとなく埋蔵してました・・・ > new!
(2011/06/19

・「あのCD聞きたいけど、すぐ出てこない!」って感じでイラつく事が多い今日この頃、整理してない自分が悪い事に気づきました。意を決して音源の整理をしていたら・・・ブラジル音楽の源泉ともいえるノエル・ローザの決定的14枚組“Noel Pela Primeira Vez”が出土!生誕90年を記念して2000年にリリースされた全自作自演録音と後継者達による229曲が堪能できる超スウィ−ト・スポットなボックス・セットなんです。「MPB」のケペル木村氏に譲ってもらいました。手元に着たら安心しきってしまい、老後の楽しみ的な感じで埋蔵保管しちゃってたんですね。なにしろオールジャンル系音楽愛好家にとっては外せない重要な音楽家です。ブラジルの地域音楽が都市化し始めてサンバやショーロなどに定型化していった1930年代を象徴する天才なんですが、酒、煙草、喧嘩、女、賭け事に溺れ塗まみれて 26歳の若さで亡くなりました。ちなみにサンバの生き証人カルトーラの親友だったそうです。又、ボサノバの創始者ジュアン・ジルベルトが受けた影響の大きさは自らが語っている程なんですね。“ヴィラの詩人”、”ノエル・ローザの時代”と言う優秀な国内編集版が二枚リリースされており、入手も容易ですので強力にお勧めいたしますです。特に、自作自演集“ヴィラの詩人”は必聴マスト・アイテム!

new! < あっ、なんとなくサボってました・・・  > new!
(2011/06/13)

・ そうなんです・・・震災以来、new! がチョイとサボり気味に・・・色々とネタはあったんですが、なんとなく気が進まない感じでした。しかし、某友人から「アブサンの方しか書いて無いんじゃん」と指摘されてしまい、少しだけ悔しい・・・絶対、奴に言われたからじゃない!んですけど、再開させて頂きます。

・先日、卓上のアイドルとして当店一番人気の「浮いたり沈んだりしつつクルクル廻る」奴がバージョン・アップしました。今までのビンでは水漏れなどの不都合も多く短期引退状態でしたが、理想的ゴムキャップを発見!サイズさえ合えば自由にビンも選べます。しかも、ストローク量が増加して超ハード・コア・スピンもOKになったのみならず、微妙で繊細なタッチも獲得しました。あの有名なバレエの超絶技『黒鳥32回転』も楽勝ですよ〜 お験しあれ。

・この三ヶ月間、e-bay にズッポリでした。良いも悪いも体験できてチョロッとだけグローバル感覚を養いましたよ。20日経っても音沙汰がないので不安になって連絡した時、「なんだ、急いでたのか?先に言ってくれよ。すぐに送るから大丈夫!」って全然すまなそうじゃない返事!もちろん、その後もノンビリで5日後に発送したとの連絡がきましたが、「ごめん!すぐに送るつもりだったんだけど忙しかったんだよ!」 って言われてもね・・・これは極端な例ですが、個人出品者だと落札後一週間以内に発送してくれたら偉い!カテゴリーやお国柄による違いはあるのでしょうが、手元に届くまでには早くて二週間、通常で一ヶ月位の心構えで待たないと疲れちゃいます。今では、間が空きすぎて何を落札?何を流札?何が届くはず?が分からなくなっちゃう国際人状態です・・・それでも最終的には届くんですが、一件だけ未着(未出荷?)があってキャンセル(e-bay は返金保障あり)しなければなりませんでした。う〜ん、憧れのアイテムがバカ安だっのに・・・すごく残念です。と言う訳で、ヤフオクなどでは体験不可能なルーズさが炸裂しまくっており、日本人の奇跡的な几帳面さを実感!勉強になるっス・・・なるっス・・・辛いっス!でも、日本で二万円以上確実のアンティーク物件が送料込みでも五千円位だったりするし、見た事もないデンジャラス&デリシャスなブツがゴロゴロしてるし、そんな夢の様な場所からは撤退できませんでっス。まぁ、グラスとかアブサン関係なんですけどね・・・

new! < つっ、遂に、来てしまった・・んでしょうか? > new!
(2011/03/12)

・ 皆さん、地震被害はどうでしたか?当店の方は、ボトルが大量に落下破損して酒の匂いで酔っ払いそう・・・なんて事は一切なく、いかにも落ちそうな所にあった中国醤油が落下して皿数枚を道連れにした程度で済みました。あとは、チョッとした小物が床に落ちていたぐらい・・・ご心配いただき連絡をくださった方々、本当にありがとうございました。重量のあるマンション地下だからか、意外と揺れないみたいなんです。一応、ビン類の落下対策もしてあるんですよ。この目で見るまではドキドキでしたけど・・・まぁ、東京はたいした事なかったですが、東北出身の方々は本当に心配だと思います。当店のシェフは福島市出身なので連絡が付くまでは不安でしたが、先ほど無事を確認して一安心。でも、水道が止まっているそうです。それにしても、津波の脅威は想像以上の怖さで、人間の小ささを痛感します。今後の展開が不安ですね・・・

new! < つっ、遂に、デジカメに挑戦だ〜!です。 > new!
(2011/02/21)

 実は、今までデジタル・カメラを使うって発想が無かったんですね。シャフ(♀)が持っているのは知ってたんですが、取説とか読むのが面倒くさ〜い!「たれめんどくさい同盟」に所属する私(♂)は携帯電話すら持っていまないんですよ。しかし、とある事情で写真が必要になってしまいました・・・重い腰を上げて始めてみると、とっても便利!暗い所でも平気で撮れちゃうんですね!これぞ文明の利器って感じで驚きました!そんな訳で、店内の風景を少々・・・あ〜、8年目にもなると、床も擦れてきてますね。こちらで御覧下さい。

・ちなみに、「たれめんどくさい同盟」とは、可愛く垂れ目気味で面倒くさがりな人々による謎の秘密結社です。目的はもちろん世界征服ですが、あまりにも面倒くさすぎるので活動が始まっていません・・・潜在的なローグ(仲間)は数百万人も存在しており、その勢力の大きさから世界征服に最も近い結社組織なのでは?と言われてきました。しかし、何一つ成果を挙げていないのも事実で、相当な面倒くさがり屋さんばかりなのが問題点なのでは?とも指摘されています。(ウィキペディアより引用) なにはともあれ面倒くさいんです。

new! < つっ、遂に、e-Bayに挑戦だ〜!です。 > new!
(2011/02/12)

マジに迷ってました。海外のオークションサイトe-Bayに挑戦するかどうか・・・今まで見て見ぬ振りをしてシカト決め込んでたんですが、どうでも良い様なホニャララ物件に紛れてキュンとくる幸せアイテムが出品されてるのには気付いていました。でも、そんなのに限って日本へは配送不可なヤツばっかで「ダメじゃ〜ん・・」と諦めてたんです。しかし、友人Bが余計な知恵を授けてくれました。代行業者が引っ張ってくれるんですね・・・早速調べると評判最悪なe-Bay公認業者が派手な宣伝をしてましたが、地味〜な優良業者を発見!電話で直接問い合わせできるなんて今時アリなんですか?さっそく登録しましたが、実行可能段階までは意外と面倒臭かったです。義務表記が分かりづらく、何度か問い合わせないと把握できません。しかも、この電子マネーの時代にデポジット(保証金)を郵便局まで振込みに行きましたんですよ・・・そんなこんなで、やっと一週間後に準備が「整いました!」 ただ今、アンティークのアブサン・グラス&ガラス・ブローラー・セットにアタック中・・・40ドルで落ちるか?です。ポイントは超レアなブローラーが本物かどうか・・・映像では判じかねます。こうなったら、ニセ物を掴まされても笑って諦めますとも・・・ハイ。もう一点はグラス&ソーサーの29ドルを思案中。

 

new! <  書肆サイコロ  > new!
(2011/01/25)

・友人の夫婦めおとデザイナー<戦場カメ〜ラマン似の語り口>サイトヲさん&<にこにこビ〜ム!>ヒロミンが、高円寺にて“書肆サイコロ”なるギャラリーを始めました。よくある<なんちゃってギャラリー>ではなく、よくいる<なんちゃってアーティスト>ではない人達を紹介する場の様です。初回展示は永岡大輔作品集Vol.01「Drawing」でした。「寝ないと脳が縮むよ・・」的超ハードな本業の合間を縫って敢行される個展は、常に行える訳ではありません。でも、“書肆サイコロ”自体が出版表現を念頭に置いている事もあり、通常は「Drawing」を含む自家刊行物を販売しています。 『デザインが好きでこの仕事をはじめたのだから、徹底的にデザインと印刷にこだわることのできる本を作りたい』との言葉から分かる通り、キーワードは※印刷※ですね・・・プリント・アウトじゃありませんよ。興味のある方はHPを覗いてみて下さい。本人が手掛けてきたビルケンシュトックのカタログ(って言うか、完全に本・・・)数冊は当店にも完全装備されており、サイトヲさんの製本に対する愛情&執念を見る事が出来ますよ〜 ちなみに、「書肆しょしとは書物を出版したり売ったりする店の事だそうです。

new! < B-girl のマスター、来きたる・・・ > new!
(2011/01/13)

・私と(♂)シェフ(♀)が以前に働いていた<B-girl>のマスター立石さんが顔を出してくれました。<B-girl>は既に閉店しており、現在はDoggieの近所でバイカー用品などを販売しています。前回に予定を聞いていたドラッグ・レース参戦の話などを聞き、楽しい一時を過ごしました。左が本人が自作したフレームが低いエントリー車両です。カッコいいですね・・・ガーター・フォークですか・・・当然の様にプッシュ・ロッド剥き出し・・・モーターはナックルです。ちなみに「ハード・コア・チョッパー」誌の表紙にもなりました。中央が可愛らしいメットでスタンバイOKの立石さん。右がタイム・トライアルの様子ですが、コノ時点でブレーキ・ステーに亀裂が入っており九死に一生を得たそうです。命懸けの怖い遊びですね・・・エンジンが吹けず、調子がイマイチだった点も怪我の功名?で助かったのかも知れません。渋めバイカー・グッズのご用命は<SKULLDUGGERY>までどうぞ・・・ブログを読めば、自分でハーレーをイジル人達の楽しい日常が覗のぞけます。

  

new! < う、うそっ・・・落ちてる!> new!
(2010/12/08)

・先日、当店のシェフ(♀)が初アコを入手した事件をお伝えしました。しかし、人の欲望は止まる事を知らず、高級銘柄「エキセルシャー」を求める気持ちは募るばかりです。しかし、そんな我がままを神様(財布)は許しません・・・と思いきや、冗談価格で入札して半分忘れてたモデル302が「ゲッ、18082円で落ちてる!」相場からは信じられない低価格・・何でもやってみる事が大事なんですね・・・

new! < 謎の外人さん、ご来店! > new!
(2010/11/26)

開店前のひと時、のんびりとベーコンをスモークをしつつカタリ派(異端キリスト教)について調べていたら、外人さんが二人階段を降りてきて「キャン ユー スピーク イングリッシュ?」って聞くんです。まだお化粧もしてないし、日本語も少ししか喋れないのに・・無理ッ!どうやら「Les Fils d'Emile Pernot」関係の人で、挨拶回り(リサーチ)の最中のようでした。なんとかカタコトの英単語(トホホ)で相手をすると、日本への正規輸入が決まった様ですね。どの銘柄が認可されたのか分かりませんが、日本のアブサン界にとっては超 Good News ! なのは間違いありません。やっと、まともなフレンチ・アブサンが日本で買えるようになるんですね。しかも、個人的にはNo1生産者だと確信している「Les Fils d'Emile Pernot」とは素晴らしいの一言です。一緒に写真を撮る時(だから、お化粧がすんでないってば・・・)に “ Vieux Pontarlier Absinthe Francaise Superieure ”を選んでいたので、この銘柄は確実かと思います。

new! < 三宅島の杜氏さん、ご来店! > new!
(2010/11/25)

火山噴火災害後、以前から途絶えていた三宅島焼酎“雄山一おやまいち”を蘇らせた女杜氏・浅沼真由美さんがご来店なさいました。当店のHPに記載の雄山一おやまいちの項を見て頂いたそうです。とても驚きましたよ!お話を伺っている時にはキラキラしてまぶしい感じでした。やはり、使命を帯びた熱中女子は魅力的です・・・お土産に一本頂きましたので、試飲をご希望の方はお申し付け下さい。

 

new! < おフランスのヴィンテージ・グラス > new!
(2010/11/13)

フランスのアンティーク・サイトからアブサン・グラスが届きました。半年ほど前に見つけたんですが、高すぎて買えな〜い・・・その後も未練がましくチェックしていたら、セールが掛かって3割り引き・・・でも、まだ高〜い・・・で、つい先日<閉店セール>にて半額以下になってました!お〜!当然、即プチッですよね・・だいたいチョイ高アブサンくらいの値段で4客セットを購入・・1830〜1900年くらいのアブサン・シューターです。半年越しの想いが叶い、じんわりと嬉しゅうございます。 

new! < ワイン・・・サイコロ? > new!
(2010/11/01)

・当店にてワインを嗜たしなまれる方、少しづつですが増えてきました。ありがとうございます。必要以上に真剣にセレクトしたのが良かったのか?などと早合点して、嬉しいかぎりです。先日、「もっとワインを増やして欲しいな・・」とのご希望を承りました。う〜ん、そうですか・・んな訳で、ワインの在庫スペースを無理やり確保して以前から気になっていた赤銘柄を少し増やしてみました。8年熟成飲み頃君とかパカ・スペ高得点君とかです。白の方は冷蔵スペースの確保が出来てからになりますので、しばらくお待ち下さい。

・又、「フルボディの赤は何があるの?」と聞かれる事が多いです・・・これに関しては、これぞ!という銘柄でリーズナブルな奴は供給が不安定な傾向があって難しいんです。そこで、苦肉の策<サイコロで選ぶフルボディ赤・2800円>というアイデアを絞り出しました。これなら当店でも可能・・・味に定評があるバラエティーに富んだ6銘柄からサイコロ君に選ばせてやって下さい。生産国、ブドウ品種、味わいの傾向など、何が出るかはお楽しみです。在庫により内容は変化しますので、一回こっきりの出会いかもしれませんよ。しかし、数量限定のセール品を中心に組んでありますから間違いなくお得です。某店で7350円!な〜んて値段を付けてるボルドーAOCなんてのも入ってるです。遊び心のある方なら御注文を楽しんで頂けるのでは?事情をご理解の上、宜しくお願い致します。

new! < シェフ(♀)、御満悦! > new!
(2010/10/14)

・その後、紆余曲折ありましたが、アコーディオンが届きました!旧いイタリア製の“MAJER”君です。41鍵120ボタンは、普通に買うと50万以上しますが、オークションに出ているマイナーなメーカーだったので5万円くらいで落札できました。趣味の買い物としては、開店以来の最高額です。良くある機能のトラブルも無く程度は上々!8,5kと計量で、蛇腹の模様も可愛い〜っす。さっそく弾いてますよ・・ニッコニコしながら。あ〜、なんか羨ましいぞ・・・・・・

 

new! < アッ、アコーディオンですか? > new!
(2010/09/28)

・ここ1〜2年、シェフ(♀)は南米音楽にドップリです。南阿佐ヶ谷の「中南米音楽/MPB」なるマニア店に入り浸って、放蕩三昧・・・真空財布状態で店に来ては幸せそうに自慢タイムの始まりですよ〜以前から好きだったアルゼンチンの Spinetta 関係を制覇して落ち着いたかと思いきや、今度はブラジル北東部ノルジスチの知られざる〜夢追い人〜Geraldo Azevedo 界に突入してしまいました・・はっ!と気付けば、ほとんどの音源は手元に・・そして遂に「ノルジスチのforro(フォフォー)を演りたい!」って事でアコーディオンを練習し始めたんですね・・しかし、私のアコーディオンはトンボ製で、30鍵の24ボタンしかなく×です。そんでもって友人から借りた奴は34鍵の48ボタンでチョッと上でなんですが、今ではの41鍵120ボタンの本格アコーディオンを想って〜夢追い人〜な毎日です。ちゃんとしたアコーデオンがあんなに重く(10kg〜)て高価とは知りませんでした。という事はヤフオクですよね、やっぱ・・・音色が多彩なシステムは当然の様に重くて高い!から諦めて、軽め&安め&可愛め狙いで探してます。下は候補のアコ君達。

  
forro(フォフォー)とはアコ、太鼓、トライアングルの三人で演奏するノルジスチ特有のダンス音楽です。

new! < “Tango”!go go! > new!
(2010/08/31)

・先日紹介した“Tango”、遂に届きました!ただの酔っ払いかと思ってた“ファンキー・ミルキー”山辺もヤル時にはヤルんです。ありがとう!でも、5枚しか入れてないの?エ〜ッ!・・興味のある方は“爛ただれたレコード店”<ロス・アプソン>にお問い合わせ下さい・・・ほぼ15年?ぶりに聞くと、ヤッパ、全然「普通のフォーク歌手」なんかでじゃない・・言うなれば「ドローン・アシッド・冥界フォーク」って感じですか?極北のヤンディックよりは人間寄りですが「あまりにも純粋すぎるが故のスゴみ」という共通点を感じます。ギリギリの際どいバランスで、今にも千切れ弾けそうなテンション感・・・・表面的には稚拙な表現法ですが、とてつもない純度で稀な音世界を垣間見せてくれます。コノ手を聴いた時だけ、音楽って何?なんて考えさせられちゃうんですね・・「洗練」とか「完成度」とかのウザい奴らが住む生息域とは正反対の聖域ですよ。

new! <Sebor氏のオリジナルが・・・> new!
(2010/08/29)

・つっ、ついに来たっ!来ちゃったよ〜!2003年に亡くなる直前、チェコの巨星Martin Sebor氏が自ら手掛けた超レア品を get!Krasna Lipa”、“Sebor”、“Have's Alpen”の三本です。バンザ〜イ!特に“Seborはオークション以外で入手可能な世界最後の一本だった可能性が大・・・現在、同じ外見で継続販売されている「Bairnsfather Family」製の“ Sebor Absinth original”とは出所が違いまっせ。ちゃんとラベルにSebor氏の蒸留所だった「Sdruzeni pro vyrobu a odbyt likeru,s,r,o」って書いてあるんですよ〜“Krasna Lipa”は初のチェコ本格アブサンとして“Sebor Strong”(お馴染みの“Czech Absint Strong”のオリジナル)と共にリリースされたヒストリカルな一本!“Have`s Alpenは、スイスが非合法だった頃にLa Bleueを意識して早くも商品化していたアダ花的な銘柄。こんなに貴重な銘柄がまとめて箱から出てきたのは、ドイツのUlrich氏という方のお陰です! Danke schon !    と、ほとんどの人には良く分からん狂喜の雫しずくがポタポタ零こぼれ落ちてしまいました・・はしたないですね。すみません。参照

new! <あ、暑いです・・ね・・えっ、“Tango”が再発!> new!
(2010/07/20)

・最近の暑さはタマリませんね。温暖化のせいでしょうか、不快度も高い様です。当店の非力な古エアコンも頑張ってるんですが、もちろんインバーターでも攪拌式でもないんですね。全開にすると<寒すぎスポット>が生じるのに暑い席は暑いまんま、という怪奇不快現象が起きてしまいます。特に新設(すみません、ただの配置換え)した人気のスウィート・メモリーなソファー席には寒波が直撃して北極状態に・・・これを憂慮した寒がりシェフ(♀)の提言で、エアコンの流気を調整(板を置いただけですが・・)した上に新しいハイテク機器の導入に踏み切りました。そう、サーキュレーターという新機軸構想!でも、実際に動いてるのは昭和初期の有線リモコン付き御座敷扇風機なんですけど・・今日から稼動しますが、やってみないと分かりません。念のための補助策として昔懐かしい竹ウチワも導入しました。丸い柄のヤツです。パタパタパタッ、あ〜涼しい!やっぱコレが一番ですかね?

・な〜んて事してたら、個人的 Big News が飛び込んできました・・・え〜ッ!つッ、遂に“Tango”がCD化ですか〜!1972年に27歳の若さで死んでしまったアルゼンチン初期フォーク歌手で、死後に一枚だけデモ音源アルバムがリリースされました。アルゼンチン・ロックの始原者とも云えるロス・ガトス絡みの人で、偶然アナログ盤は持ってはいましたが諦め半分でCD化を切望していた特別な一枚!油断して聴くと普通のフォーク歌手ですが、チューニングが合う人には緩やかな諦念と独特の霊感に満ちた崖っぷち音源の決定盤!こんな人が長生きなんかするはずないか・・・イタリアの哀情歌手マウロ・ペローシにも通じるラテン系「三途の川の渡し人」の一人で、二ック・ドレイクやシド・バレットとは異なる色彩の彼岸花です。そんなマイナー音源の国内取り扱い予定店を一軒だけ知っていますよ。プッシー・ガロア直系の酔っ払い店長“ファンキー・ミルキー”山辺が、○ラ○垂らしまくる変てこレコ屋<ロス・アプソン>に聞いてみて下さい。レフリー無視で顔面チョーク技連発中です!「でっ、でも、仕事中は超真面目だし、店では酒は飲まない事にしてるぜ・・本当だよ・・(本人談)」 いいから、頼んだぜ、ミルキー! 「でっ、でも、予定は、あくまでも未定だよ・・あくまでもね・・(本人談)」 酔っ払ってないのにウザいぞ、ミルキー

new! <日本アブサン協会(仮)> new!
(2010/07/02)

・先日、アブサン仲間のバー「BREAD LINE」さんから連絡がありました。数店の飲食店で協力して<日本アブサン協会(仮)>を立ち上げませんか?との提案です。日本各地で孤軍奮闘しているアブサン店が力を合わせれば普及度も上がるに違いありません。予定では個人会員も募集する感じなので、興味のある方は心に留めておいて下さい。目処が付いたら御知らせします。

new! < Una celebracion del rock argentino - ´63-´73 > new!
(2010/07/02)

・さて、15年以上も前からアルゼンチン・ロックにハマっている私ですが、とんでもないBOXが出現しました!アルゼンチン・ロック初期に活躍した主要ミュージシャンの名曲カバーが9枚組みで炸裂!Los Gatos-Almendra-Pescado Rabioso-Moris-Miguel Cantilo-Roque Narvaja-Arco Iris-Manal-Vox Dei-Pappo's Blues-Pescado Rabioso-Aquelarre-Huinca-Color Humano-Sui Generis-Leon Gieco-Charly Garciaなどなどスゴイ面子です! なんだ、カバー集かよ・・と思いきや、ブッチギリの内容でグイグイ引きずり込まれました。よくある企画物のトリビュート集なんかとは心がけが違います。演奏者の名を見ると知らない人が多くて<欲しい人リスト>が爆増しちゃいます。ウ〜ン、マンダムな楽しすぎる企画だぜ・・・・でも、購入者はシェフ(♀)なんですけど・・・

new! <今、宮崎では・・> new!
(2010/06/18)

・先日、お世話になっている宮崎・都城の酒屋さんに注文のメールをいたしました所、例の「口蹄疫事件」について様々な事情を窺いました。報道されている農家や周辺事業の苦労だけでなく、地域経済全体への悪影響は驚くばかりです。『全ての行事は中止、図書館や市民会館などの公共施設は閉館、学校の参観日まで中止となっています。』という一文を見るだけで一般生活への影響も窺うかがい知れます。交通規制の厳しさなどで流通産業は滞り、多くの中小企業が存続の危機に晒されている様ですが、保障などは農家に対して講じられるのみです。飲食店のHPで書く様な内容では無いかもしれませんが、上部官僚の危機管理の甘さには呆れ果てるばかりで「政府の初動が適切だったなら被害も最小限に」と思えば、ある時点からは人災と言っても過言ではありません。国民の一人として怒りや不安だけでなく、情けない想いも湧いて悲しくなります。日本という国の脆弱さを現実味をもって思い知るべき機会だと思います。酒屋さんからのメールは『ただ、耐え忍ぶだけです。』と結ばれていました。

new! <可愛い子には旅をさせろ・・> new!
(2010/06/03)

・6月5日、NHK・BSハイビジョン16:00〜20:30放送の「ニッポンが19世紀のパリになる!印象派大集合!」という特番に、当店のアブサン・グッズ一式が登場いたします。絵画中のアブサンを飲むシーンを再現する企画という事で貸し出し依頼がありました。品行方正なNHKでアブサンならではの“いかがわしい動作”が放映されるなんて・・・最初の時間帯らしいです。印象派絵画に興味にある方は是非ともご覧下さい。それにしても可愛い子ちゃん達、無事に帰ってくるかなぁ・・・・「放っておく、湯冷めのごとしや、親心。熱いもなければ冷たいもなし・・」

new! <ひとまず、完成!> new!
(2010/05/30)

・先日の“Perroquetペロケ/オウム”に続き、さらなる数銘柄が入荷!あえて個別での紹介はいたしませんが、気になっていた不足分が補強されました。とりあえずではありますが、ある種の整合性を目論もくろんでいたアブサンラインナップが、ようやく「ととのいましたっ!」。気になる方はこちらをご覧下さい。ちなみに、最近<売れない芸人>として売り出し中のネズッチさんは常連さんの草野球仲間だそうです。昨年、二回ほどですが一緒にいらっしゃいました。もちろん、真性<売れない芸人>さんだった頃です。最近は良くテレビ出演などなさるそうで、ビックリですよ・・・苦節16年とか聞いております。

new! <オウムが飛んできた!> new!
(2010/04/29)

・久々のアブサン報告です。<VdA><Les Parisiennes>シリーズ第五弾“Perroquetペロケ/オウム”がパタパタと飛来しました。より手頃な価格帯と鮮やかなナテュラルグリーンから察するに、スターター向け本格アブサンとしての密命を帯びていると思われます。フランスのフェンネル規制解除を前提に処方されているのは確実で、アブサン業界変革の一端を表している様ですね。試験版の“Perroquet Distiller's Proof”は一般販売12本限定!の激レアなんですと・・・(参照

・追加です(2010/05/02)。その希少性と特別な由来でマニアの逆鱗を擽くすぐ(?)続けるAbusinthe Duvalloni」の最新作もご来場しました。濃〜い密造血脈を受け継ぐ女流蒸留家の “La Veuve Verte (Green Widow)”です。「Abusinthe Duvalloni」は聖地クーヴェ村の蒸留所で、あの女傑ラ・マロットの家系です。アブサン店の必須ラインナップなんですよ。(参照

    

new! <つ、ついにCD化・・・W万歳!> new!
(2010/04/18)

・かなり個人的な Big news! です。すみません・・・長年(20年位?)愛聴し続けていたスーザン・ピルスベリー嬢アルバム「SUSAN PILLSBURY (1973年)」が初めて再発!つ、ついに来たか!フニャフニャトロ〜ン(溶ろけてる最中です)。地味・無名な人で一枚しか出ていませんが、SSWファンの間では秘やかに愛され続け、<謎の女性シンガー>として語り継がれた裏名盤です。今回、ディスク・ユニオンさんの御配慮(えらい!)で日本語ライナーも付き、謎もついに解明しました(ちょっと嬉し寂しい複雑な気分・・)。アメリカの女性フォーク歌手の中では最も好きな一人で、「一家に一枚」的お勧め盤ですぞ。じんわりと心のひだに沁みてくる確信に溢れた優しい歌声。どこにでもありそうで意外と無い、かけがえのない存在です。CDで手元にあるなんて夢みたい・・(ちなみにSSWとはシンガー・ソング・ライターの略であります。)

・なんと同時にボサの神髄ジョアン・ジルベルトの1stChega de Saudade (1959年)」も初再発!残念ながらリマスターのステレオ版ですが、本人の存命中に再発は有り得ないだろうと囁ささやかれていたマストアイテムです。50年経ったので著作権が切れちゃったんですね・・・しかも<ボサ0号>などと呼ばれるエリゼッチ・カルドーゾの 『想いあふれて』 がボーナスで・・当然ジョアンのギターです。コレが出たからには、世に溢れかえってる<ボサもどき>をありがたがってる場合じゃな〜い。真のボサはジョアンだけです!・・・つい熱くなってしまいましたが、そんなこんなでWハッピーに恵まれた私は相当な幸せ者でした。

  
えっ、ジュアンの方はチェリー・レッド・レーベルから出てるんだ・・・ビックリですね。

new! <帰ってくるぜ!> new!
(2010/04/10)

・一度在庫切れになり、探しても探しても見つからなかった“ セント・ジェームス・インペリアル・ブラン”が、2年ぶりに帰ってきます。○○さん、お待たせ・・・マルティーク島の白いラムで、その強力なハーバル(植物的)香が忘れられずメニューから削除できずにいました。通常のラムとは一味も二味も違う、サトウキビ畑の香りムンムンの鮮烈な風味!個人的に超お気に入りの銘柄ですよ。ラベルのデザインが少々変更になった様ですが、味が変わっていないといいな・・あっ、アグリコールタイプ(生原料)のラムなので味は年ごとに変わるんでした・・14日に届きます。待ちどうしい〜ッ

new! <えっ、又っ!・・・・・・> new!
(2010/03/24)

・再び、多くは語りません。又、落札した家具による模様替えです。今度は、入り口の階段を降りきった踊り場?にチンマリとした可愛い奴です。レジ付近に設置していた<お一人様お一つ、御自由にどうぞ籠>を、この棚の上に移動しました。より見やすくなって量も倍に増やしましたので、お帰りの際にでもご覧下さい。


モールガラスなので意外と高い!7010円もしました。

new! <又っ!・・・・・・・・・> new!
(2010/03/19)

・もはや多くは語りません。又、落札した家具による模様替えです。開店以来、放置していたヤッつけ仕事が改善され、喉の小骨が取れた気分で嬉しい!右側のお二人席エリアが整って、描いていたイメージに近い雰囲気を得たかな?と思います。以上です・・・


これ又、8000円なり・・

new! <こ、こんな珍品が・・・!> new!
(2010/03/12)

・「え〜っ!又やるの・・」の声にもメゲず、チマチマと模様替え(オークションサーフィンも・・・)は進行中です。しかし、いつも同じテーマではツマらないので別のアイテムを紹介させて頂きます。前置きヒントなしのクイズですよ。昨々日落札した問題(マジで・・)の一品。さ〜て、なんでしょう?

 ガラス製なのは明らかですね。勘のいい方には徳利なのも隠し様がありません。しかし、聞きなれない「特殊飲食店」の文字・・・普通飲食店である当店にあってもいいのでしょうか?でも、コイツを発見したからには酒器大好きな私が見逃す訳ありません!大枚(すみません。5本で2610円でした・・)はたいて落札!これが何だか分かった方は日本裏文化史に通じた人ですね。そろそろ気になってきた方は<特殊飲食店>でググッて(検索して)みて下さい。どんな場所で使われていたか、すぐに判明いたします。かつて存在していた昭和の闇やみ。それを リアルに感じさせてくれる、手にとれる物証です・・・ちなみに「特殊飲食店」が廃止されたのは私が生まれた年です。それは東京タワーが生まれた年でもあり、映画化された「三丁目の夕日」の舞台でもありました。

new! <又、再び、一部改装中 (くどい様ですが、ただの模様替えです・・)!> new!
(2010/02/12)

・「え〜っ!又やるの・・」の声にもメゲず、再び家具の導入です。性格的に「ワンテーマを一気にガッツリ」系なので仕方がありませんね。今度は巨大ガラス戸棚が参入しました。滋賀県の方から落札させて頂いたんですが、梱包時に不可避のトラブルが発生!でっかいガラスですからね・・でも、先方の対応には誠意が溢れており安心して取引ができました。そんな経過が嬉しかった一品です。今回も加藤義明翁の助けを得て改造を施した後、無事に<お立ち台>へ登りました。左写真の右上です。雑然とした店内に「一筋の清風が通り抜ける」かの様です(訳の分からん事を言ってますね)。えっ、相変わらず雑然として見えますか?前よりは全然整ってるんですよ!優しい気持ちでご覧下さい。これからボトルや食器のストック在庫を整理して棚の中に並べる作業が待っています。たっぷり入はいりそう!ホクホク・・

  
8000円なり

new! <再び、一部改装中!> new!
(2010/01/29)

・新年早々、又ヤッてしまいました・・当店としては大枚を叩はたいて(すみません、かなり安かったです。15000円です。)巨大なガラス棚(すみません、やや大きめなだけです)を落札、本年度初の大改装(すみません、ただの模様替えです)を敢行いたしました。今までスティールラックで誤魔化していた店内中央の仕切り棚を、木製に交換して書斎度UPです。日本製の家具ですが、1980年頃の<ジョン・ヘンリーの書斎(吉祥寺に現存するジャズ・バー)>的な、良い意味でのスノッブ感が注入されたのでは?とホクホクしています。しかし、馴染み加減が自然すぎて、意外と分かりづらいかも・・・・今回も ex- 村八分の加藤義明翁に手伝ってもらいました。ヨッちゃんありがとう!

new! <新年のご挨拶> new!
(2010/1/4)

・あけまして、おめでとうございます!昨年中は大層お世話になりました。厳しい世情の中、日々の楽しみに当店を選んで頂いた方々・・本当に感謝いたします。自転車操業ではありますが(何とか)ペダルを踏め、無事に新しい年を迎えることが出来ました。今年も宜しく御願いします。

new! <来たーッ!> new!
(2009/12/25)

・幻の存在だったアブサン界のフォー・リーブス(古過ぎ?)が、つ・・ついに当店にご来場なさいました。<Jade銘柄>のメインラインが揃い踏みで、豪華絢爛の花吹雪。しかも以前より安め(とはいえ高価ですけど)の価格で再登場です。縁が無いかと思って諦めていたアブサン店必須銘柄だけに感無量なんですが、コルク栓のワックス封印という難物なので試す勇気がありません。どうしよう・・・(参照

      
左から “PF 1901”、“ Absinthe: Edouard ”、“ Absinthe: Verte Suisse 65 ” 、 “Nouvelle-Orleans”

new! <一部改装中!> new!
(2009/12/11)

・ただ今、客席の一部を改装(ちょっと大袈裟・・模様替えですね)中!なんとなく気に入ってなかったソファー席を、ラブ&ピース&プチ・ダークな2席に有機分離させている最中です。個人的な事ですが、若かりし頃にお世話になった下北沢のジャズ喫茶「マサコ」(9月24日に閉店・・残念・・)へのオマージュ席なんですね。年配のジャズファンには分かるかも・・まだイメージ通りではありませんが、とりあえず使用可能状態になっていますのでお試し下さい。

・上記で御知らせした新しい席もイメージ通りに出来上がりました。でっかい家具も導入して、我ながら良く出来たのでは?と満足しております。マニア向けお篭こもり風シットリ席(2人様用)と、ランブリンかつフレンドリーなソファー席(2〜3人様用)です。どちらも落ち着き(すぎ?)ますよ〜。2卓間の仕切りが未完成ですが、おいおい仕上げていきます。(2009/12/23)

new! <ウランガラス> new!
(2009/11/21)

・長らく憧れ続けていた魔界グラスを入手しました。1830〜1940年頃まで使われていたウランガラス製です。微量の放射性物質(無害)を含み、紫外線が当たるとなんとも妖しくげな緑色蛍光を放ちます。<向こう側の世界>度 NO,1 アイテムですよ。ガラスなので残存率が低く高価な物が多いんですが、私でも購入可能(2枚組みCD位の値段)な掘り出し物に出会いました。色的にもヤバ感的にも、さらに年代的にもアブサンのイメージとモロ重なりで、ガラス界の「緑の妖精」って事ですかね。岡山にある世界初のウランガラス博物館は「妖精の森ガラス美術館」という名前ですし・・この美しい妖精達は、<向こう側の世界>境辺を浮遊する数寄者すきもの達を誘蛾灯の様に惹きつけ続けてきました。シビレます・・・

  

 

new! <お一人様お一つ、御自由にどうぞ籠> new!
(2009/11/11)

・最近、オークションなる悪道に迷い込み右往左往の毎日で、news ! の更新が滞っていた理由はココにあります。我ながらショボい言い訳をしてますね・・でも、お酒、グラス、器、 CD,などをビックリ価格で入手できてウハウハなんですよ。先日、大物に初挑戦してガラス戸の収納棚(下中)を落としました。長年の懸案だった「レジの周りをスッキリさせよう計画」を実現でき、<お一人様お一つ、御自由にどうぞ籠>設置スペースの確保に成功です。不要のグラスや器などが入っております。お気に入りの品がありましたらお持ち帰り下さい。

  
落札品達です。左は古い国産リキュールのミニチェアボトル連隊。右は徳利袴軍団。

 

new! New Comer new!
(2009/09/29)

・まずは、日本の古いアブサンです。×になる前のヘルメス58度(二代目)が入荷しました。80年代まで流通していた日本最後のまともなアブサンは、数寄者すきものの間でも評判の美味しさです。

・そして、ハーブ・リキュールには、あの“コカ・ブトン”がニューラインナップです。南米ボリビア産のコカの葉!が主成分で秘かな話題を呼ぶ銘柄ですが、有害成分は除去されており一応安全です。知らない内に終売でオールド・ボトル扱いになっていました。古いスタイルの激甘口、独特のトロリ風味です。お試しあれ・・

 

 

new! New Comer new!
(2009/09/11)

・う〜ん・・・遂に来てしまいました!左が219/630の“Belle Amie/美貌の淑女”2ndエディィション、右が221/300の“L'Enjoleuse/誘惑する女中”です。既に入手済みの“La Coquette/浮気女”と一緒に並べると「VdA」の奔放三姉妹が揃い、<Les Parisiennes>シリーズはこれで全部です。(参照

  

 

new! New Comer new!
(2009/09/06)

・左は“La Coquette"という名で、意味は“浮気女”・・・<アブサン第二の街>と言われたフュージュロー市の雄、Paul Devoille社製ですがパリのアブサン専門店が特注したPB(プライベートブランド)銘柄らしいです。そして、ついに出合った理想のアブサングラス。web上ではピンと来てなかったんですが形、厚み、重さ、容量などがイメージ通り!ソーサーを敷いて、お揃いのブロゥーラー(滴水器)を乗っければ、ついに基本セットが完成です。

  

 

new! アブサン器具・海外便・第二弾 new!
(2009/07/08)

・苦労の末、やっと届きました。ドリーミィ・プチ・マニアック・アイテムの数々!今回、特に気に入ったのは、バブル・リザーバー・グラス(中央)です。写真と実物は大違いで、その奇妙な存在感には大いにヤられました。アブサン作法に不可欠?な専用皿も get して見た目だけは完璧(左下)になっちゃいましたよ・・・(思わぬ苦労と存外の喜びなどについてはこちらです)

    

 

new! うぐいす徳利 new!
(2009/07/03)

・「うぐいす徳利」って御存知ですか?日本人ならではの遊び心が満載された酒器です。お酒を注ぐ時、(上手にやれば)ホ〜、ホケキョと笛がなります。右の「うぐいす盃」は手前の管口を口に含んで飲むと、ピーとカワイく鳴ります。前から気になっていたんですが、ついでがあったので一組だけ買ってみました。(詳しくはこちら

    

new! ハーブ系リキュール・ページ new!
(2009/07/01)

・やっと出来ました。情報が不足していたハーブ系リキュールのご案内ページです。とりあえずですが、大まかにまとめてみました。(こちら

new! 憧れのチロリ new!
(2009/06/22)

・以前から恋焦がれていたチロリと言う酒器があります。手が出せない程の高額品がほとんどで、自分とは関係ない品と言い聞かせ考えないようにしていました。しかし苦節一年、購入可能な激安品を見つけちゃいました。左の燗瓶型ガラスチロリ(明治)と右の錫半製急須型チロリ(昭和初期)です。諦めアイテム殿堂入り品だったので喜びもひとしおです。万歳!(チロリを含む酒器についてはこちら

  

new! アブサン器具、続々入荷中!でも・・ new!
(2009/06/07)

・つい・・・・ヤッてしまいました!webで見かける素敵なアブサン器具達に我慢不可状態になってしまい、気付いたら謎の荷物が到着?第一弾は国内からだったのに何故か遠いヨーロッパからも荷物が・・・?まるで白昼夢のような出来事ですね。グラス、スプーン、ブロウラー(滴水器)だけならまだしも、ファウンテン(給水器)までが届く有様です。神様の贈り物?いや、必ず請求が来るんですね・・円高とはいえ、ご時勢を考えると?×?な突発行為です。ヤバイ〜!

        

・キャッキャと喜んでばかりもいられません。日本人と違い梱包に気を使わないのか、三つのアイテムが破損・・・しかも写真中央のレディ・ファウンテンもです・・・ガ〜ン!もちろん英語は不得手なので友人に御願いして交渉中です。(今年最悪の不幸を写した海外通販悲話はこちら)(アブサンについてはこちら

new! ドリンク・メニュー・刷新! new!

・「文字ばっかで見づらい!」、「どこにアレが書いてあるか分からん!」の苦情に猛反省して、ドリンク・メニューを書き換えてみました。項目を分かりやすくしたり、お酒の味のご案内なども盛り込んであります。さらに調子に乗って、画像を挿入するという未体験ゾーンへも突入です。御笑覧下さい。

new! 低アルコールのお酒 new!

・「お酒はあんま強くないけど、やっぱ飲みたい!」と言う秘やかなご要望にお応えすべく、低アルコールのお酒のご案内を2ページ作りました。低アル・キングとも言えるリンゴ・スパークリング・ワインのシードル(2度)を筆頭に、飲みやすいカクテルや体に優しい飲み方をご紹介です。

new! ハーブ系リキュール new!

・新たなお楽しみとして、ヨーロッパ各地の伝統的な薬草リキュールを何種か用意してみました。今時の甘美系リキュール類とは別系統の、ハーブの香味と効用を伴う滋養強壮酒達です。長い歴史の試練を生き抜いてきた強者達ですので、それぞれの個性をムンムン発しながらも味の方はぬかりはありません。ストレート、ロックなどでそのままイケるものが多く、新鮮で未体験の美味しさにハマる方が続出と確信しております。以前からの銘柄に加えて、ピムスピコンウニクムフリゴラチナールアベロールフェネルアマーロなど名だたるイカレポンチどもが新参入です!お酒を楽しみながらの健康増進を狙った「両手に花(ぁ、間違えた・・じゃなくて)、二兎を追う者は一兎をも得ず(でもなくて)、一挙両得」をお試し下さい。

.new! お勧めワイン new!

・お待たせでした。やっとこさ始めました。ちまたで評判のヤスウマ系を、とりあえず12種ほど厳選して用意してあります。スペイン、カリフォルニアは熱いですね。気に入っていただければ嬉しいです。無くなったら(今期は)終了する入手が難しい銘柄も幾つかありますので、お早めにどうぞ。[神の雫」で名を上げた、プピーユシャトー・モンペラも少量入荷してます。(上の項目名をクリックして下さい。)

new! ベルギー・ビール new!

・以前から御要望の多かったベルギー・ビールも始めました。修道院由来のアビー・ビールで、700年の歴史を持つレフ醸造所の代表銘柄、“レフ・ブロンド”“レフ・ブラウン”の二種です。本来は冷やさない方が美味しいんですが、冷たいのも用意してあります。ビールに清涼感を求める温暖な日本の習慣は無視できませんから・・専用グラスに半分まで勢いよく、残り半分をゆっくりと注いでください。 ふわふわの泡がセクシーに誘います。旨っ!

new! “越乃寒梅”用ガラス徳利 new!

・最近、getしたガラス徳利は、超カワイらしいですよ。イメージ通りの手頃なブツにや〜っと出会えました!<梅にウグイス>、<雪富士に松>、<擦り絵・もみじ>、<盛ミゾ首>、<格子紋>の五品で、明治〜大正期の品々です。“越乃寒梅”をヒヤ(合量り)で飲まれる方にと、半年がかりで探しました。お金に糸目を付けなければ苦労はなかったんですが・・・なにより私自身の達成感で大満足って感じです。でも想ってる感じの猪口が見つからないんですよね・・・(酒器についてはこちら

new! ・・・と思いきや、ガラス猪口がキターッ!徳利でお世話になった福井県の古民芸屋さんが見つけて下さいました。大正初期の品で、<鷺サギに月・しだれ藤>のエナメル手書きが5客です。寒い時期なのか、鷺が羽をふくらまして自己ダウン・ジャケット化している様が見事に描かれています。やや小ぶりながら、妄想通りのカワイらしさが鳥肌嬉しくてウキウキ・ウッキーで〜す。ダメモトでも御願いしてみるもんで、「人間、あきらめが肝心」じゃない時もあるんですね・・


 お燗徳利は<赤兎>などです

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